KENDA(ケンダ)タイヤは安くて高性能!特徴や寿命、ラインナップを一挙公開!

KENDA(ケンダ)

KENDA(ケンダ)ってどんなメーカー?

世界のタイヤメーカーをご紹介する「タイヤメーカーストーリーズ」。その記念すべき第1回目として、タイヤ流通センターのゴールドプランにも設定しているメーカー「KENDA(ケンダ)」を取り上げていきます。そもそも、KENDAってどういうメーカーなのでしょうか?

KENDA(ケンダ)の歴史

KENDA TAIWAN
KENDAは台湾の中部に位置する彰化県員林市に本社を構えるグローバルタイヤメーカーです。KENDAは1962年に自転車用タイヤメーカーとしてスタートしました。その後はバイク用(1970年)、芝刈り機用(1978年)、トレーラー用(1983年)、ゴルフカート用(1995年)と着実にそのフィールドを拡げ、2001年に満を持して乗用車用ラジアルタイヤの市場へ参入を果たしました。2012年には設立50周年を迎え、今では150か国以上で販売されているブランドにまで成長しました。

KENDA(ケンダ)の歴史

元々、自転車用タイヤメーカーとしてスタートしたこともあり、自転車の世界でKENDAはビッグネームの1つであると言えます。これは、多くの有名な自転車メーカーで標準装着されるタイヤの1つであることが最大の理由として挙げられます。同じく台湾の自転車メーカーであるGIANT(ジャイアント)でもKENDAタイヤを純正採用しています。

KENDA(ケンダ)の今

KENDAでは最も新しいカテゴリーであると言える乗用車用ラジアルタイヤですが、正直なところ日本市場における知名度はまだまだこれから、といったところです。これは、日本市場には世界的に有名なタイヤメーカーが複数存在しており、KENDAを含めた各アジアメーカーが知名度を上げにくい市場であることも関係していると思われます。ただし、世界的には知名度を上げつつあるメーカーの1つであり、多くの国や地域でそのクオリティが認められています。また、「2017年世界のタイヤ売上高ランキング」では26位にランクインしています。ここから分かるのは、欧米やアジアでも既に独自の販売網を構築しており、それぞれの市場で受け入れられているメーカーである、ということです。

日本におけるKENDA(ケンダ)

KENDA JAPAN(ケンダジャパン)
KENDAは日本市場に様々なパターンのタイヤを投入しています。日本独自の規格である軽自動車から普通乗用車まで幅広いラインナップを誇り、国内でも比較的新しいカテゴリーと言えるミニバン専用タイヤまで揃えています。更に、スタッドレスタイヤにいたっては北海道で繰り返しテストを行い開発するなど、日本の雪道にマッチするタイヤ性能を追求し続けています。これはメーカーとして日本を重要な市場として捉えている証であり、結果としてお客様に選んで頂ける、ご満足頂けることにも繋がっています。

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KENDA(ケンダ)タイヤの特徴

KENDA(ケンダ)タイヤの特徴はなんといっても安さと性能です。タイヤ流通センターでも大変人気のタイヤの一つで、なるべくコストをかけずにタイヤ交換を行いたい方におすすめのタイヤです。

値段

KENDA(ケンダ)タイヤは、台湾の格安タイヤに代表されますが、国産タイヤに比べると2割から5割くらいの相場です。安く購入することができるので、少しでもコストを抑えたい人におすすめです。

KENDAタイヤが安いのは無駄なコストを省き、商品開発に力を注いでいるためです。国産じゃないから心配、安いタイヤ=質が悪い、と言う悪いイメージを持っている人も少なくありませんが、KENDAは、質に一定の評価があるため安心して使用できます。

寿命

タイヤに求める条件の一つに寿命があります。寿命が長ければ長いほど、次のタイヤ交換までの期間が空きます。タイヤの価格が高くても、寿命が長ければコスパが小さいタイヤになるわけです。海外の格安タイヤに対するイメージとして寿命の短さを挙げる人も少なくありません。

KENDAは、寿命が決して短いタイヤではありません。オールシーズンコンパウンドを採用し、冬でも夏でも優れた性能を発揮するロングライフ性能のタイヤで、オールシーズンに対応しているトレッドデザインです。

性能

KENDAタイヤで気になることの一つに性能があります。実は、ユーザーが満足しているのは価格はもちろん、性能のその一つ。最先端の技術を駆使して製造されており、世界に認められるバリューです。

タイヤは車の走行性能に大きく関わる消耗品になるので、安さと品質のバランスを考える必要があります。この商品は、コスパに優れていると人気がありますが、これは性能に基軸を置いた上で価格を下げていることが理由です。

KENDA(ケンダ)のタイヤラインナップ

ケンダでは、自動車用のタイヤは一般的な乗用車用のタイヤ以外にもスポーツ用タイヤ、SUV用、ミニバン用のタイヤ、スタッドレスタイヤなど様々な車種や目的にあったタイヤを販売しています。

スポーツ用タイヤのラインナップ

スポーツ用タイヤのラインナップについてご紹介します。
【KR20A(KAISER)カイザー】
ハイグリップ用のコンパウンドを使用することによってグリップ性能を高めたリアルスポーツタイヤです。また、グリップ性能が高いだけではなく、トレッドパターンによって排水性能を高めているので普段の街乗りもこちらのタイヤなら安心です。

【KR26VEZDA AST】
スポーツ用タイヤにも拘わらず、静粛性やウェット性能が良いと評判が高く、ハンドリング性能とコーナリング性能に優れています。快適なドライブを楽しむのにおすすめです。

乗用車用タイヤのラインナップ

乗用車用タイヤのラインナップについてご紹介します。
【KR203 KENETICA ECO】
グリップ性能を確保しつつ、転がり抵抗性能が低いコンパウンドを使用することによって低燃費を実現しているエコタイヤです。街乗りや車通勤に最適なタイヤです。

【KR202KENETICA 4S】
高性能な夏用タイヤの品質と、冬用タイヤで求められている性能を融合した人気のタイヤです。

【KR32KUAVELA SL】
進化しつづける、人にも地球にもやさしいエコタイヤ。ドライビング性能と静粛性を両立しながら、ウェットな路面でも転がり抵抗を減らすとともに、ロードノイズも軽減しています。

【KR30 VEZDA ECO】
進化しつづける、人にも地球にもやさしいエコタイヤ。 あらゆるドライビング性能と静粛性を犠牲にすることなく、ウェットな路面でも転がり抵抗を減らすとともに、ロードノイズの軽減も実現しています。

【KR23A KOMET PLUS】
KENDAのNMAテクノロジーによって進化した革命的なトレッドデザインが、もっとも静粛性の高いツーリング用ラジアルタイヤを実現。センターリブを配置したトレッドパターンが、より高いコントロール性を発揮します。

【KR23 KOMET PLUS】
KENDAのNMAテクノロジーによって進化したトレッドデザインが静粛性の高いコンフォートタイヤを実現。センターリブを配置したトレッドパターンが、より高いコントロール性を発揮します。

SUV・4×4用タイヤのラインナップ

SUV・4×4用タイヤのラインナップについてご紹介します。

【KR50KLEVER H/T】
低燃費、耐摩耗性、低ノイズを実現します。

【KR29KLEVER M/T】
オフロードはもちろん、毎日の通勤などのオンロードも快適に走りたい方にお薦めのオールテレーンタイヤです。独自のトレッドデザインは、さまざまなコンディションでも強靱なトラクションを発揮します。

【KR15KLEVER H/P】
タイヤの中心に採用したリブパターンは、燃費とハンドリング性能を大幅に向上。 タイヤに刻まれたサイプは排水性能を高めるだけでなく、ロードノイズを軽減し、安全で快適なドライビングを実現します。

スタッドレスタイヤのラインナップ

スタッドレスタイヤのラインナップについてご紹介します。

【KR36ICETEC NEO】
日本の雪道とアイスバーンで安定した性能を発揮する非対称デザインと新コンパウンドを採用したスタッドレスタイヤの一つです。2014冬販売開始されました。

【WR01ICETEC VAN’Z】
145R12は2015年、195/80R15 は2016年発売。氷雪路面での制動性能と経済性を両立させた軽トラック、バン専用スタッドレスタイヤ。日本の雪道を研究し尽くしたモデルです。

【KR10KOMET SPT-1】
路面適応度の高いロープロファイルデザインを採用することで、高速走行時でもすぐれたハンドリングを実現。 KENDAのNMAテクノロジーを結集した、なめらかなトレッドパターンが、運転性能と快適性能を両立します。

kENDAのタイヤ交換お任せください

いかがだったでしょうか?今回はKENDAの概要についてご紹介しました。今後は同社のタイヤラインナップ等、より詳細な情報にも触れていきたいと思います。タイヤメーカーストーリーズ KENDA編第二弾にご期待下さい!

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監修者:こげパン
現在、一級自動車整備士(整備士歴10年)として整備工場に勤務。専門学校卒業後、輸入車ディーラーに整備士として勤務、6年間で3社を経験。その他、「国家二級ガソリン自動車整備士」「国家二級ディーゼル自動車整備士」「アーク溶接」「低圧電気取扱者」の資格を保有。

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