車検前のタイヤ交換がお得!車検やタイヤ交換の費用を抑えるポイントとは?
車検の際、タイヤの交換をすすめられるケースや、車検のついでにタイヤを交換しようと考えている人も多いのでは?しかし、車検費用をできるだけ安く抑えたいなら、車検と同時にタイヤ交換を行うのはおすすめできません。
今回は、タイヤ交換が車検費用に影響する理由や、車検時の費用を抑えるポイントなどをお伝えしてきます。車検にかかる費用なども解説していますので、もうすぐ車検を控えている方は必読ですよ。
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目次
タイヤが原因で車検に通らないってホント?
タイヤは、クルマを支え路面に接している唯一のパーツです。安全な走行に大きく影響するため、定期的にクルマが保安基準に適合しているかを検査し確認するために行う車検において、タイヤも車検の検査項目に入っています。
他の検査項目に問題がない場合でも、タイヤの溝が減っている場合やタイヤの状態によっては車検に通りません。
そのため、車検を通すためにタイヤ交換をすすめられる可能性もでてきます。また、車検は通せるものの、車検後すぐにタイヤ交換が必要だと予想されると、車検のついでにタイヤ交換することをすすめられる場合があります。
車検でタイヤをチェックする項目とは?
タイヤの溝がほとんど残っていなかったり、タイヤのゴムが劣化していたりすると、車検に通らない恐れがあります。そのため、タイヤの溝や状態は、事前にセルフチェックしておくと安心です。
タイヤは、目視で確認できる部分です。そこで、タイヤをチェックするポイントを詳しく解説していきます。車検前にタイヤをチェックする際には、以下で説明する「タイヤの溝」と「タイヤの状態」を確認しておきましょう。
▼車検前のタイヤ交換についてはこちらもお読みください
タイヤの溝
タイヤの溝が残り1.6mm以下になると、道路交通法により、タイヤの使用を禁止されています。交通違反になってしまいますので、溝が1.6mm以下のタイヤは、もちろん車検を通りません。
タイヤの溝が1.6mm以下かどうかというのは、タイヤに付いている「スリップサイン」を確認すると分かります。スリップサインは、タイヤのサイドウォールに刻まれている△マークの延長線上にある溝のゴムが盛り上がっている部分です。
この溝の盛り上がっている部分の高さとタイヤ表面の高さが同じになると、溝の残りが1.6mmと判断できるようになっています。
タイヤは、走行による摩擦で、どんどんすり減っていきます。新品のタイヤは溝が8mm程度ありますが、夏タイヤは溝の残りが4mm程度になると走行性能が著しく低下すると言われています。
そのため、溝の残りが4mm以下になっている場合でも、車検時にタイヤ交換をすすめられる可能性があります。
タイヤの状態
タイヤの表面のひび割れやキズがひどく、激しくゴムが劣化している場合は車検に通りません。また、タイヤの減り方が偏っている偏摩耗が起こっている場合や、タイヤの変形が見られる場合も、パンクの危険性があるため、車検を通すことができません。
タイヤのゴムは、走行距離に関わらず経年劣化でひび割れを起こします。激しくひび割れている場合は、タイヤの寿命なので交換が必要です。また、タイヤの側面を縁石などに激しくぶつけると、タイヤのサイドウォールが一部だけ膨らむ変形が起こります。
変形したタイヤはパンクの可能性が高いため、車検に関わらず、すぐに交換しなければなりません。
タイヤの状態や形の変化を観察し、必要ならば車検前にタイヤを交換しておきましょう。
車検と同時にタイヤ交換するのは損
車検のついでにタイヤ交換を行うのは、通常のタイヤ交換に比べて費用が高くなってしまいます。なぜなら、タイヤ専門店などでタイヤを購入する場合と異なり、値引きなどのサービスがないためです。
また、車検を行う業者によっては、タイヤ交換を外部に発注しているケースがあり、中間マージンや下請け会社に支払った工賃などが費用に上乗せされる場合もあります。その結果、車検時のタイヤ交換は費用が高くなってしまうのです。
タイヤ交換が不要なのに車検ですすめられる場合も…
タイヤがそこまで劣化しておらず、溝もそこそこ残っており、車検には通る状態のタイヤでも、「車検後、すぐにタイヤ交換が必要になる」という理由で、業者によってはタイヤ交換をすすめる場合もあり注意が必要です。
車検のついでにタイヤ交換をすすめられても、タイヤの状態を把握しておけば「タイヤ交換は後日行います」と断れます。車検費用をできるだけ抑えたいと思っているなら、車検前にタイヤの状態をしっかり把握しておくようにしましょう。
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タイヤ交換は車検前に済ませるのが正解!
タイヤをチェックして交換が必要だと思ったら、車検前にタイヤ専門店などでタイヤ交換を済ませてから車検を受けるのがおすすめです。車検のついでにタイヤを交換するよりも費用を抑えられるうえ、車検自体もスムーズに済ませられます。
ここでは、どんな場所でタイヤ交換ができるのかについて解説していきましょう。また、車検前にタイヤ専門店でタイヤ交換を行ったユーザーのレビューも、合わせて紹介したいと思います。
タイヤ交換できる場所とは?
タイヤ交換は、タイヤ専門店やカー用品店のほか、ディーラーやガソリンスタンドで依頼できます。できるだけ安くタイヤ交換したいと思っているなら、タイヤ専門店やカー用品店がおすすめです。
「タイヤ交換の工賃を節約したいので、自分でタイヤ交換しよう」と考えている方もいるかもしれませんが、よほど慣れている人でない限り、自分でのタイヤ交換はおすすめできません。
タイヤ交換は、専門的な知識と専用の工具が必要です。また、正しくタイヤを装着できていないと脱輪などの事故にもつながります。安全面においても、タイヤ交換はプロに任せたほうが安心です。
タイヤ交換については、以下の記事でより詳しく解説していますので、ぜひご一読ください。
実際に「東京タイヤ流通センター」で交換したユーザーレビューをチェック
それではここで、主婦の「クルミ」さんが、日々の「きっかけ」をつづっているブログを紹介したいと思います。
クルミさんは、車検の際にタイヤの交換をすすめられたのをきっかけに、車検時のタイヤ交換の見積もり価格や、実際にタイヤ交換を行った東京タイヤ流通センターでの費用に加え、感想を掲載しています。
このブログの中で車検時のタイヤ交換にかかる費用の見積額が紹介されていますが、実際の相場よりも高額だったそうです。そこで、車検でのタイヤ交換はキャンセルし、車検前に東京タイヤ流通センターでタイヤ交換をすることに決めたとのことでした。
「東京タイヤ流通センター」では、タイヤ交換は3つの料金プランから選べることや、スタッフの対応が良く、タイヤの知識がないクルミさんでも安心してタイヤ交換ができたと紹介しています。
タイヤ交換にかかった実際の費用も公開されていますので、興味がある方は、ぜひこちらのブログも読んでみてはいかがでしょうか?
>>タイヤ履き替えがきっかけ。東京タイヤ流通センターで交換した感想
車検を受けられるタイミング
車検は、前回の車検が満了する1カ月前から受けられます。普通車の場合、新車登録後、初めて行う車検は3年後、2回目以降の車検は2年ごとに受けることが義務付けられています。
車検の満了日は、車検証のほかフロントガラスに貼られている車検ステッカーで確認できます。車検ステッカーの表面には、車検が満了する和暦の年(令和〇年)と月が数字だけで表示されており、裏面に満了日となる年月日が記載されています。
車検にかかる費用とは?
車検にかかる費用は、税金など車検を通すために必ず必要となる「法定費用」と、整備代や手数料といった「諸費用」の2つに大きく分けられます。
「法定費用」はどこで車検を行っても同じ金額がかかりますが、「諸費用」は車検を依頼する業者によって異なります。それでは、それぞれにかかる費用の目安や、内訳を解説していきましょう。
法定費用
車検にかかる法定費用は以下の通りです。
車両重量税 | 軽自動車:6000円 自家用乗用車:1t以下…1万6400円 1t超~1.5t以下…2万4600円 1.5t超~2t以下…3万2800円 バン・トラック:2t以下…6600円 2.5t以下:9900円 |
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自賠責保険料 | 軽自動車:24か月…2万5070円 25か月…2万5880円 自家用乗用車:24か月…2万5830円 25か月…2万6680円 自家用小型貨物:24か月…1万7350円 25か月1万8360円 |
印紙・証紙代 | 1100~1800円 |
業者別にかかる車検代の目安
車検は、ディーラーや車検専門業者のほか、整備工場、カー用品店、ガソリンスタンドで受けられます。それでは、それぞれの業者でかかる費用の目安を見ていきましょう。
ディーラーでの車検は、法定費用に加えて4万円~10万円程度かかることが多く、車検を行う業者のなかでは、もっとも費用が高い傾向にあります。これは、修理やタイヤ交換などの作業を外注していることがあり、その分、マージンや工賃が多くかかるためです。
車検専門店や整備工場での車検費用は、法定費用とは別に2万円~8万円かかると言われています。整備などを社内で行えるため、ディーラーよりも安い傾向にあります。
同様に、カー用品店やガソリンスタンドもディーラーよりも低価格です。法定料金に加え、おおよそ2万5千円~6万円程度の料金で車検を受けられると言われています。
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車検費用を抑えるその他のポイント
車検の費用を抑えるために、タイヤのほかにも、整備項目を事前にチェックしておくことが効果的です。それでは、具体的にはどのような項目をチェックしておくとよいのでしょうか?整備項目やチェックのポイントをお伝えします。
整備項目をチェックしよう
整備項目には、以下の項目がありますので、それぞれ事前にチェックしておきましょう。もし、問題がある場合は、車検の前に整備しておくことで車検代を抑えられます。
- ライト…ヘッドライト、テールランプ、ブレーキランプ、バックランプ、ナンバー灯、ウインカーはちゃんと点灯するか確認。切れている場合は、交換しましょう。
- 窓ガラス…フロントガラスに、損傷やひびがないかを確認します。損傷、ひびがある場合は交換や補修が必要です。
- 内装…シートベルト、ハンドルにあるホーンマーク、シフトレバーのギアパターン、使用期限内の発煙筒の有無と状態を確認します。
- 警告灯…メーター周りにあるシートベルト警告灯やエアバック警告灯が点灯している場合は修理が必要です。
- ワイパー…ウォッシャー液やワイパーが正常に作動するかチェックしましょう。
- ホーンやマフラー…ホーンはちゃんと鳴るか、マフラーは排気漏れがないかを音などで確認します。
- ドライブシャフトブーツ…ハンドルをいっぱいに切った状態で、損傷や破れがないかを確認してください。タイヤの内側と車体の中央側を見てチェックします。
- ステアリングバックブーツ…ハンドルをいっぱいに切った状態で、フロントタイヤのすき間から車体の中央を見て、損傷や破れがないかを確認します。
車検代の節約は事前のチェックが大切
車検代をできるだけ安く抑えたいなら、車検前に愛車を点検しておきましょう。特にタイヤの交換は、車検前に行っておくことで、大幅に費用を節約できるうえ、車検をスムーズに通すことができます。
安全にクルマを利用するために大切な車検ですが、同じ内容でも業者によって車検代は大きく異なります。タイヤ交換も業者によって、費用に差がありますので、賢い業者選びで車検費用を節約しましょう。
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現在、一級自動車整備士(整備士歴10年)として整備工場に勤務。専門学校卒業後、輸入車ディーラーに整備士として勤務、6年間で3社を経験。その他、「国家二級ガソリン自動車整備士」「国家二級ディーゼル自動車整備士」「アーク溶接」「低圧電気取扱者」の資格を保有。