タイヤの値段はどう決まる?安く買うコツとおすすめのショップを紹介
タイヤは、安くはない買い物です。数万円、車種によっては十万円以上必要になるケースも珍しくありません。そんなタイヤは、「どのような理由であの値段に決まっているのか」と疑問に思ったことはないでしょうか。
今回はタイヤの値段が決まる要素を、詳しく解説します。タイヤの値段に影響する多様なタイヤ名の種類、またタイヤを少しでも安く買うコツもまとめました。
次のタイヤ購入費用を節約したい人は、必見です。ぜひ、最後までご覧ください。
▼この記事を最後まで読んでわかること
・タイヤの種類
・高コスパのタイヤメーカー
・タイヤを安く購入するコツ
・タイヤ流通センターなら激安でタイヤ交換できること
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目次
タイヤの値段を決める要素
そもそも、タイヤの値段はどのような要素によって決まるのでしょうか。
国内外のタイヤメーカーに共通する、タイヤの値段を決める要素を3つ解説します。
タイヤの「サイズ」
まず、タイヤのサイズです。タイヤが小さいほど、使われる材料の量が少なくて済むため、安くなります。
タイヤの「メーカー」
タイヤは、製造するメーカーによっても価格が変わります。同程度の性能を持つタイヤを比べたときに、高価格帯のメーカーにはBRIDGESTONEやYOKOHAMA、MICHELINなどの名前が上がります。
一方、アジアンタイヤと呼ばれる、韓国や台湾、中国製のタイヤは低価格志向です。タイヤの値段にこだわりたいときは、ぜひアジアンタイヤも検討してみてください。
タイヤの「性能」
タイヤの値段は、タイヤの性能によっても変わります。
安定性や静音性、低燃費性など、性能にすぐれたタイヤは、素材の質が良く、また設計にもコストがかかっています。そのため、一般的なタイヤよりも高価になる傾向があります。
実は多いタイヤの種類
タイヤの値段は、さまざまな要素の影響を受けて決まることが分かりました。
さて、実は「タイヤ」と一括りにいっても、多くの種類があることはご存じでしょうか。タイヤの値段は、種類によっても変動します。
認知度が高い夏用のサマータイヤと、冬用のスタッドレスタイヤ以外にもある、タイヤの種類を紹介します。
オールシーズンタイヤ
オールシーズンタイヤは名前の通り、四季を通じて装着できるタイヤです。ドライ路面もウェット路面も安定して走れるサマータイヤとしての性能に加え、少量の積雪も走破できる性能を兼ね備えています。
コンパウンド(ゴム素材)には、オールシーズン用の特殊なものを使用。適度な弾力性と堅牢さで、路面をしっかりグリップします。
オールシーズンタイヤは季節ごとにタイヤを用意し、交換する必要がありません。コスパが良いと人気が高まっています。
ただし、あくまで「積雪路も走れる」タイヤであって、冬専用のタイヤではない点には注意が必要です。オールシーズンタイヤで、たくさん雪が降り積もった路面を走行することは、おすすめしません。
また、凍結した路面の走行も苦手です。冬になると凍結する、雪がたっぷり降るという地域の方は、スタッドレスタイヤを装着してください。
オールシーズンタイヤは、「ほとんど雪が降らない」「年に数回ある積雪に、念のため備えたい」という方におすすめです。
コンフォートタイヤ
コンフォートタイヤは、快適な乗り心地を追求したタイヤです。走行時のノイズを軽減する静粛性・静音性や、安定走行をサポートする直進安定性などにすぐれています。また、車体が路面から受ける振動を吸収する性能を持つタイヤもあります。
コンフォートタイヤは用途によって、さらに「プレミアムコンフォートタイヤ」「スポーツコンフォートタイヤ」「ドレスアップタイヤ」などに細分化されます。
コンフォートタイヤは、乗り心地を求めたいすべてのドライバーに向いています。路面の衝撃を受けやすいミニバンやSUV、軽自動車は、とくにコンフォートタイヤをおすすめしたい車種です。
低燃費タイヤ(エコタイヤ)
ガソリン価格の高騰とともに人気が高まっているタイヤが、低燃費タイヤです。エコタイヤとも呼ばれます。
低燃費タイヤは、タイヤが路面を走行する際に生じる抵抗(転がり抵抗)を最小化し、転がりやすくつくられています。路面との摩擦が少なくなるため、消費するガソリンが少なくて済むという仕組みです。
「転がり抵抗が少ない=グリップ力が弱いのでは?」と懸念する人もいるかもしれません。理論上はその通りですが、近年の低燃費タイヤは、転がり抵抗の最小化とグリップ力を両立するよう設計されています。
低燃費タイヤをお探しの際は、タイヤに表示されるグレーディングシステムをチェックしてみてください。低燃費タイヤには統一のマークが記載されています。
転がり抵抗を示すアルファベットは「AAA」「AA」「A」のいずれか、ウェットグリップ性能が「a」「b」「c」「d」のいずれかであると、低燃費タイヤと認定されます。
スポーツタイヤ
スポーツタイヤは、通常のタイヤに比べてグリップ力が極めて高いタイヤです。走行時に路面を力強くつかむため、エンジンのパワーを効率良くタイヤに伝えることができ、スポーティーなドライブが楽しめます。
サーキット等の本格的な走行に向けてつくられたスポーツタイヤや、街乗り向けに開発されたスポーツタイヤなど、種類もさまざまです。愛車でのドライブをもっと楽しみたい、ドライブテクニックを発揮したいという人に向いています。
スポーツタイヤは、グリップ力が高い分、コンパウンドの消耗が激しく寿命が短めです。日常点検を怠らず、溝が少なくなったら早めに交換しましょう。また、適正な空気圧の維持も重要です。空気圧が低いとタイヤに負荷がかかりすぎてしまいます。空気圧点検も、忘れずに実施してください。
SUV専用タイヤ
SUV専用タイヤとは、SUVの性能を存分に発揮するために開発された車種専用タイヤです。SUVは居住性の高さや機能性、走行性にすぐれており、近年人気が高まっている車種。自動車メーカーもこぞって発売しており、街中で見かける機会も増えました。
そもそもアウトドア用途で生まれたSUVは、車高が高く、車体が重いという特徴があります。それゆえ、カーブでふらつきやすく、タイヤに負荷がかかります。
SUV専用タイヤは、SUVの車重を支え、安定した走りを実現する機能が備えられています。
SUV専用タイヤは、一般のタイヤより価格が高めです。購入検討の際は、できるだけコスパの良いショップで探すことをおすすめします。
知られざる高コスパのタイヤメーカー
世界有数のタイヤメーカーであるBRIDGESTONEが国産メーカーということもあり、タイヤといえばBRIDGESTONEというイメージが強いようです。
ただ、よく探すと、高性能・低価格というコスパにすぐれたタイヤメーカーも、数多く登場しています。
ここからは、タイヤの値段が気になる人に向けて、ぜひチェックしてほしい高コスパのタイヤメーカーを4社、紹介します。
TOYO TIRES
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は、兵庫県に本社を置く日本のタイヤメーカーです。第二次世界大戦が終わる2週間前、1945年8月1日に設立されました。
一般のドライバーから、車にこだわるマニア層にまで支持されるメーカーで、車種に合わせて選びやすい専用タイヤのラインナップが豊富です。品質も高く、コスパの良いメーカーとして知られています。
オフロード走行やアウトドア使用を想定した「OPEN COUNTRY(オープンカントリー)」シリーズは、愛好者から絶大な支持を誇ります。車をゴツく、そしてかっこ良く見せてくれるタイヤは、トーヨータイヤの代名詞的存在です。
GOODYEAR
GOODYEARは、アメリカ発祥のタイヤメーカーです。設立は1898年、当初は自転車や馬車のタイヤ、蹄鉄のゴム詰め物などを製造していました。
日本には、1952年に進出。1999年には住友ゴム工業と資本提携し、日本グッドイヤー株式会社となっています。
空気入りトラックタイヤを世界で初めて開発したのは、グッドイヤーでした。モータースポーツへの参戦でも有名です。全米最大のモータースポーツ「NASCAR」を、60年以上支持してきた実績もあります。
いまも、乗用車向けのタイヤをはじめ、各方面に高品質なタイヤを低価格で提供しています。
KENDA
KENDAは、国内ではまだ知られざるタイヤメーカーかもしれません。本社は、台湾中部の彰化県員林市にあります。1962年、自転車用のタイヤ製造で始まり、乗用車向けタイヤ市場には2001年に参入した、比較的新しいメーカーです。
KENDAは、品質の割に価格が安いことで知られています。これは、「高品質なタイヤをリーズナブルな価格でお届けする」というKENDAのミッションがあってこそでしょう。台湾での支持は厚く、すぐれた製品に贈られる賞もたびたび、受賞しています。
オールシーズンタイヤを中心に開発しているのも、KENDAの特徴です。タイヤの購入価格をできるだけ抑えたい、オールシーズンタイヤをはじめて使ってみたい人は、ぜひKENDAのタイヤを検討してみてはいかがでしょうか。
Hankok
Hankokは、韓国で生まれたタイヤメーカーです。現在、世界180か国以上に販売網を広げており、アジアンタイヤの代表的メーカーに成長しました。
また、錚々たる自動車メーカーに、新車用タイヤを供給するメーカーでもあります。アウディやBMW、フォード、ゼネラルモーターズ、ポルシェなどは、Hankokのタイヤを使うメーカーの一角です。
徹底的な品質管理と、顧客の声を聞くシステムにより、高品質なタイヤを生み出している点がHankokが支持される理由でしょう。後発メーカーだからこそできる、質の良いタイヤの開発と低価格を両立しています。
Ventus(ベンタス)シリーズは、もっともハイスペックなHankokのタイヤです。安定性にすぐれており、世界中から高く評価されています。
タイヤを安く買うコツ
タイヤの価格は、年々上がっています。原材料や輸送費の高騰が、価格上昇の要因です。「少しでもタイヤを安く買いたい」との願いは、多くの人に共通する思いではないでしょうか。
この章では、タイヤを安く買うコツを紹介します。
複数のショップを比較検討する
タイヤ探しでは、複数のショップを比較することが大切です。
タイヤを扱うショップは、それぞれ得意・不得意があります。探しているタイヤが、そのショップの得意領域だった場合、かなりお得に購入できる可能性があります。
気になるタイヤのメーカーと型番を控え、以下のショップの販売価格を比較してみてください。
- タイヤ専門店(タイヤ流通センターなど)
- カー用品店(オートバックス、イエローハットなど)
- ガソリンスタンド
- ホームセンター
- ディーラー
ただし、ガソリンスタンドとホームセンター、ディーラーは、取り扱うタイヤの種類が限定的です。
ネット通販を活用する
ネット通販を活用する方法も、おすすめです。タイヤ専門店やカー用品店がネット通販を行っている場合もあれば、ネット通販専門店もあります。
ネット通販は、店頭販売よりお得に購入できる点がメリット。一方で、ネット通販「のみ」のショップで購入すると、タイヤの取り付け作業は自己手配となる場合があります。
自分でタイヤ交換をしないという場合は、タイヤ交換の作業まで一貫して依頼できる通販を利用しましょう。
タイヤ交換までのトータルコストを考える
タイヤ交換をショップに依頼すると、交換費用がかかります。タイヤ交換にかかる費用の目安は、タイヤ1本1,000円〜1,500円程度。タイヤサイズが大きくなると、費用もかさみます。
あわせて、廃タイヤが出る場合はその処分費用、部品交換費用なども必要です。
タイヤ交換費用は、ショップにより異なります。タイヤ本体を安く購入できたが、交換費用がかさむと、結果的に支払う金額は大きくなります。
タイヤ購入では、交換費用まで見込み、トータルコストを抑えられるショップを選ぶようにしましょう。
モデルチェンジのタイミングを狙う
モデルチェンジや季節の変わり目など、店頭のタイヤが入れ替わるタイミングを狙うと、安く購入できる場合があります。
モデルチェンジによって新しいタイヤが発売されると、旧モデルの価格が下がりやすくなります。新モデルの性能にこだわりがない場合は、このタイミングを狙ってみてください。
また、秋口や春先は、タイヤが安くなる季節です。「スタッドレスタイヤの需要が高まる前に、サマータイヤを売り切りたい」「スタッドレスタイヤの売れ残りをなくしたい」という、販売側の思惑がはたらくためです。
セール期間を狙う
モデルチェンジやシーズンごとの価格低下以外にも、ねらい目のタイミングがあります。それが、ショップが独自に行うセール期間です。年末年始やゴールデンウィークなどは、セールが行われやすい期間。また、ショップの周年記念セールなどがある場合もあります。
2〜3割以上安くなるタイヤもあるため、ぜひチェックしてみてください。
タイヤの個人間売買は要注意
メルカリやヤフオク、ジモティーといった、個人間取引でもタイヤを入手できます。個人間の取引はタイヤ価格が手頃ということもあり、人気を集めているようです。
ただ、タイヤは、車の走行を文字通り足元で支える、大切なパーツです。ちょっとした亀裂や劣化が大事故につながる可能性も、否めません。
個人間の取引は、整備士等プロの目が介在しない点で、不安が残ります。購入後にトラブルになるケースも後を絶たず、社会的な問題にもなり始めました。
タイヤは、信頼できるショップからの購入を強くおすすめします。タイヤの値段が気になる人は、タイヤ専門店・タイヤ流通センターをチェックしてみてください。
お得にタイヤを買うならタイヤ流通センターへ
タイヤ流通センターは、全国に店舗を展開する、日本最大級のタイヤ専門店です。ネット通販もあり、購入から取り付けまで、ワンストップで対応可能!スマホから簡単操作で、タイヤの見積もりや購入、取付予約が完了します。
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まとめ
タイヤの価格は「サイズ・メーカー・性能」の3要素で変動します。原材料価格や輸送費等の高騰により、タイヤの価格は上がり気味。「次の買い替えが心配」という人も少なくないのではないでしょうか。
タイヤの購入費用を節約するコツは、品質の良いタイヤを低価格で販売するショップを見つけることに尽きます。全国展開しており、かつネット通販にも対応するタイヤ専門店・タイヤ流通センターで、お車に合うタイヤの価格をチェックしてみてください。取り付け作業も簡単にネット予約でき、あちこちに問い合わせる時間も節約できます。
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現在、一級自動車整備士(整備士歴10年)として整備工場に勤務。専門学校卒業後、輸入車ディーラーに整備士として勤務、6年間で3社を経験。その他、「国家二級ガソリン自動車整備士」「国家二級ディーゼル自動車整備士」「アーク溶接」「低圧電気取扱者」の資格を保有。