SUVのおすすめ車種をジャンル別に紹介!乗るときの注意点も解説

最近、非常に人気が高いSUVですが、一言でSUVといっても種類やジャンルが分けられているというのはご存知でしょうか。SUVが人気が高いということもあり、各自動車メーカーが技術を結集させてさまざまなSUVが販売されています。次の車はSUVにしようと考えていても、どれを選べば良いか悩む人も少なくないでしょう。

そこで今回は、SUVの種類や特徴、おすすめのSUVや乗るときの注意点などについて解説します。今までSUVに乗っていた人も新しくSUVに乗り換える人もSUVについて知り、失敗しない車選びを実現しましょう。

▼この記事を最後まで読んでわかること
・SUV車の種類や特徴
・メーカー、車種別おすすめのSUV車
・初めてSUV車を購入する方に向けてのヒント
・タイヤ流通センターならSUV車のタイヤ交換がお得にできること

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SUV車とは?種類や特徴などを解説!

SUVとは、Sport Utility Vehicle(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)の略称で、「スポーツ用多目的車」という意味です。SUVは、日常使いから、キャンプなどのアウトレジャーの際の荷物を多数積載できたり、山道や岩場などの未舗装路の走行に適しており、使用用途はさまざまです。SUVの使用用途は多岐にわたりますが、明確な定義があるわけではありません。

SUVは主に以下のような特徴を持っている車種が多いです。

・悪路や未舗装路の走破性が高い
・荷室が広く、荷物をたくさん積むことができる
・岩場などでフロアと障害物などが接触しないように最低地上高が高い
・4WDなどの機能が備わっている

上記のような特徴がありますが、SUVにも種類があり、全てのSUVに当てはまりません。

SUVは、サイズや用途・構造などから以下のような種類に分かれています。

・軽SUV
・コンパクトSUV
・ミドルサイズSUV
・フルサイズSUV
・クロスオーバーSUV
・クロスカントリーSUV

このように種類が分かれており、それぞれで特徴や最適な用途が異なります。

もっと詳しくSUVについて知りたい人は、こちらの記事でも詳しく解説してあるので参考にしてください。

【完全保存版】SUV車とは?おすすめ車種や選び方など徹底解説

比較的新しいSUVのおすすめ車種3選

SUVを販売しているメーカーはさまざまで、SUV人気から各社が試行錯誤を繰り返し、モデルチェンジをしながら特有の機能やデザインを持った車種が揃っています。
ここでは、おすすめの新しいSUVを3車種紹介します。

ハリアー|トヨタ

ハリアーは、クロスオーバーSUVの代表のような車種で、最新のハリアーはSUVらしい力強さがありつつ高級感のある洗練されたデザインが特徴です。インテリアもエクステリアもかなり作り込まれており、エレガントな印象を与えてくれます。
グレードや2WDと4WDの駆動方式などを選ぶことができます。燃費は、WTLCモードで15.4km/L(ガソリン、2WD)となっています。

フォレスター|スバル

フォレスターは、室内空間の広さや小回りの利く運転のしやすさ、スバル特有の安全装備「アイサイト」が搭載されていることなどから人気があるSUVです。フォレスターにも、エコや燃費を考えた「e-BOXER」というエンジンを搭載したモデルが販売されており、ランニングコストを抑えることができるものもラインナップされています。
フォレスターも2WDと4WDが選択でき、燃費性能はWTLCモードで13,2km/Lです。

キックス|日産

2020年6月に販売された、ガソリンエンジンで発電しモーターで走行するコンパクトSUVです。発電用のエンジンを最適化することで、エンジンの振動や音を抑えることに成功し、社内を快適に保つことができます。

モーターの力で走行するため、アクセルペダルを戻すことで強力に減速し、ブレーキペダルを踏見込まなくてもある程度速度を低下させることができるので、運転が楽に感じるかもしれません。
駆動方式は2WDのみで、燃費性能はWTLCモードで21.6km/Lです。

販売台数の多いSUVおすすめ車種3選

続いては、販売台数の多いSUVを紹介します。SUV人気の中、どのような車が販売台数を伸ばしているのか気になりますよね。下記にて3台紹介します。

ハスラー|スズキ

スズキのハスラーは、軽ワゴンとSUVを組み合わせた新感覚のモデルで、2013年の登場から人気の高い軽SUVです。新開発のエンジンを搭載していたり、地上高の高さなどからSUVとしての走破性の高さが際立ちます。

ハスラーにはマイルドハイブリッドのモデルがあり、エンジンの補助をしてくれるので、力強い加速や燃費性能の向上に貢献しています。
ハスラーの燃費性能は、WTLCモードで25.0km/L(HYBRID Gの場合)です。

エレクトレイル|日産

2000年に登場したミドルサイズSUVで、荷室やフロア・シートには防水処理がされており、良くアウトドアに行く人にも最適な車です。数種類の走行モードが用意されており、ロックモードを選択すると悪路でも快適に走行することができます。

5人乗りと7人乗りの2種類があり、駆動方式も2WDと4WDから選ぶことができます。
燃費性能は、WTLCモードで16.4km/Lです。

CX5|マツダ

2012年から販売を開始したクロスオーバーSUVで、洗練されたデザインから人気のある車です。2017年から現行型へ移行し、燃焼効率の良い「SKYACTIVエンジン」や、軽量で上質な乗り心地を実現する「SKYACTIVシャシー」、車体の安定性や衝突したときの安全性を高める「SKYACTIVボディ」が装備されています。

駆動系からシャシーまで統一されることで、安定した力強い走行が可能となっています。
駆動方式は2WDと4WDがあり、乗車人数は5人です。燃費性能は、WTLCモードで14.6km/Lです。

コンパクトSUVのおすすめ車種3選

コンパクトSUVは、小回りが効き気軽に乗ることができる事から非常に人気のあるタイプです。コンパクトながら荷室が広く確保されているモデルもあったり、普段使いからアウトドアまで活躍してくれます。では、コンパクトSUVのおすすめ3選を見ていきましょう。

ロッキー|ダイハツ

ダイハツのロッキーは、5ナンバーサイズのぎりぎりの大きさで設計されています。コンパクトながら全高が高く、視界を広く確保できるので、運転が苦手な人でも扱いやすい車です。

また、100%電気の力で駆動する「e-SMART HYBRID」を採用しており、エンジンは駆動用に使用されず、効率の良いタイミングの時だけ動くので非常に高い燃費性能を誇っています。
駆動方式は2WDと4WDがあり、乗車定員は5人です。燃費性能は、WTLCモードで18.6km/Lです。

C-HR|トヨタ

2016年から販売が開始され、2017年にはSUV新車販売台数1位を獲得するなど、非常に人気の高い車です。「TNGAプラットフォーム」はプリウスに次ぐ2番目に採用されており、パワフルなエンジンに軽量かつ高剛性なフレームなどによって力強い走りが可能です。
駆動方式は2WDと4WDがあり、乗車定員は5人です。燃費性能はWTLCモードで14.9km/Lです。

ヴェゼル|ホンダ

ヴェゼルは「フィット」がベースになっているコンパクトSUVです。2013年に販売が開始され、2014年~2016年の3年にわたってSUV車販売ランキング1位を獲得しています。

SUVならではの力強さと燃費の良さ、見た目以上の荷室の広さなどから人気があります。また、「Honda SENSING」を搭載し、安全性にも配慮された設計となっています。
乗車定員5人、駆動方式は2WDと4WDが選択できます。燃費性能はWTLCモードで18.4km/Lです。

クロスオーバーSUVのおすすめ車種3選

クロスオーバーSUVは、SUVの定番タイプでパワフルな駆動力かつ高い安定性を兼ね備えたモデルです。各メーカーの独自のシステムや性能を持った物が多数あり、SUVを選ぶ幅が広がります。では、クロスオーバーSUVのおすすめ3選を見ていきましょう。

XV|スバル

XVは、2017年に販売を開始したミドルサイズのクロスオーバーSUVモデルです。スバル特有の水平対向エンジンと「X-MODE」という電子制御システムにより、悪路でも軽々と走破できる性能を持っています。

XVに標準搭載されている「アイサイト」というスバル独自の運転サポートシステムにより安全性も格段に向上しています。
乗車定員は5人、駆動式はAWDのみです。燃費性能は、JC08モードで15.8km/Lです。

エクリプスクロス|三菱

エクリプスクロスは、躍動感があるスポーティーなデザインが特徴で、フロントフェイスに「ダイナミックシールド」という三菱特有のエクステリアデザインを採用しています。

3つのドライブモードである「オート」「グラベル」「スノー」を自在に切り替えることで、悪路や雪道を安定して走破することができます。

「S-AWC」という4輪の駆動力・制動力を最適化することで、優れた操縦性と走行安定性を実現する車両統合制御システムがあることも魅力です。乗車定員は5人、駆動方式は2WDと4WDです。燃費性能は、JC08モードで15km/Lです。

クロスビー|スズキ

クロスビーは、同じスズキの「ハスラー」に似ていますが、普通車のサイズになり、コンパクトSUVの種類になります。他のコンパクトSUVと比較しても、小さめのサイズが特長で小回りが利き、取り扱いがしやすい車となっています。

コンパクトながら性能はパワフルで、「1L水冷直3直噴ターボエンジン」を搭載しており、力強いダイレクトな加速を味わえます。

4WDモデルなら、「スノーモード」と「スポーツモード」からドライブモードを選択可能で、安定した走行が可能です。
乗車定員は5人、駆動方式は2WDと4WDです。燃費性能は、JC08モードで22.0km/Lです。

輸入車のSUVおすすめ車種3選

輸入車のSUVは、洗練されたラグジュアリーなデザインと最先端のテクノロジーが詰まっており、一度は乗ってみたいと思ったことがある人は多いでしょう。ここでは、輸入車のSUVの代表ともいえる車のおすすめ3選を紹介します。

X5|BMW

BMWは走る歓びを与えることがコンセプトとなっており、ハイパワーなエンジンとスムーズな走行を実現するトランスミッションを搭載。スポーティーで力強さとエレガントさを兼ね備えたエクステリアも人気の輸入車SUVです。

日本初の渋滞に巻き込まれた時に自動でステアリング操作を行うハンズ・オフという機能が搭載されて話題を集めています。
乗車定員は5人、駆動方式は4WDのみです。燃費性能は、WTLCモードで11.7km/Lです。

カイエン|ポルシェ

カイエンは、ポルシェの中のスポーツカータイプのクロスオーバーSUVです。同社の「マカン」よりもややサイズは大きく、クロスオーバーSUVとしてはポルシェで初めてのモデルとなります。

エクステリアデザインからポルシェと分かるデザインで、ドライバーが操作しやすいインテリアの配置や高級感のあるデザインに拘っており、エンジンは2.9L・3L・4Lの3種類が用意され、ハイパワーで良く回るエンジンとなっています。乗車定員は5人で、駆動方式は4WDのみです。

XC60|ボルボ

ボルボのXC60は、世界でもトップクラスの安全性能を誇っており、標準で16種類以上もの安全技術を搭載しています。以前にワールドカーオブザイヤーも受賞した経歴のある輸入車SUVです。

ダイナミックで躍動感のあるエクステリアと白い流木の持つ朴訥な味を再現したウッドパネルのインテリアが高級感を増しています。乗車定員は5人で、駆動方式は現行モデルから4WDのみとなっています。燃費性能は、16.1km/Lです。

初めての方は気をつけたいSUV車に乗るときの注意点

非常に人気があるSUVですが、初めてSUVを購入する人はSUVがどんな感じか分からない人もいらっしゃるでしょう。購入後の後悔を避けるためにも、SUV車に乗るときの注意点をここで確認しましょう。

人によっては乗り降りが大変だと感じる

SUVは車の特性のために、最低地上高が普通の乗用車に比べ高い設計になっています。そのため、人によっては乗り降りが大変だと感じる人もいるかもしれません。特に、子供や高齢者、足が悪い人などを載せる機会が多い人は注意しましょう。

SUVは背が高いこと以外にも、乗降間口が狭いということも乗り降りが大変と感じる原因でもあります。また、重い荷物や大きい荷物を積み込むときも、高く持ち上げる必要があるので不便さを感じるでしょう。

駐車場に入れない可能性がある

SUVは、車高が高いモデルも多いので、高さ制限のある場所や駐車場には入れない可能性があります。特に、タワー型の機械式立体駐車場は1,550mmの高さ制限がある場合が多いので、SUVは駐車できないことが多いので注意しましょう。

・SUVの全高の一例
車種
全高
スズキ・ハスラー
1,680mm
トヨタ・ハリアー
1,660mm
マツダ・CX-8
1,730mm

軽SUVのハスラーは全高が1,680mmもあるので、1,550mmの制限のある駐車場には入れません。都心部の駐車場は特に制限付きの場所も多いので注意しましょう。

燃費が悪い車種もある

最近のSUVは燃費性能が改善されていますが、一部の車両ではまだ燃費が悪い車種があります。SUVは同サイズのコンパクトカーや軽自動車に比べ、タイヤサイズが大きかったり、4WDなどの部品点数が多いことなどから燃費が悪い傾向にあります。

燃費を少しでも良くしたい場合は、ハイブリッド車の購入やタイヤ交換をすることも検討すると良いでしょう。

【最新】燃費のいいSUVを紹介!選ぶコツや燃費をよくする方法も解説

SUVのタイヤ交換ならタイヤ流通センターへ

タイヤを交換することで燃費が変わるということを紹介しました。タイヤ交換は費用がかかるため、少しでも安く交換して燃費を良くしたいと思う人も多いでしょう。
そこで、お得にSUVのタイヤ交換をしたい人は、タイヤ流通センターがおすすめです。

タイヤ流通センターは、タイヤ専門店ならではの品揃えと、各メーカーのタイヤに詳しいスタッフが常駐しており、どのような相談も親身に対応してくれます。自分の求める性能のタイヤが見つかる可能性が高いです。

タイヤ流通センターでは、ヴァンガード、ハリアー、RAV4、エクストレイル、アウトランダー、CR-V、CX-5、フォレスターなどのSUV専用タイヤをラインナップしています。
愛車に合うタイヤは、Webで車種から選択またはサイズから選択するだけで簡単に見つけることができます。また、タイヤの購入から取り付け予約までWeb上で完結するのも魅力です。

ぜひ一度タイヤの見積もりを行ってみてください。

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SUVの車種に関するよくある質問

ここでは、SUVの車種に関する良くある質問を紹介します。SUVを購入する前に一度、内容を確認して、失敗しないようにしましょう。

日本で1番売れているSUVは何ですか?

日本で一番売れているSUVは、日本自動車販売協会連合会が発表している販売台数データを見ると、トヨタのコンパクトSUV「ヤリスクロス」です。コンパクトカーのヤリスの派生として誕生したコンパクトSUVのヤリスクロス。

運転しやすいコンパクトなボディと高い燃費性能が人気の秘訣です。ヤリスクロスの燃費は、ハイブリッドタイプではWTLCモードで驚異の27.8~30.8km/Lをマークしています。

また、コンパクトSUVですが、荷室が広く容量に余裕があり、見た目以上に積み込むことができるので、キャンプなどのアウトドアレジャーでも大活躍してくれます。

なんちゃってSUVとは何ですか?

なんちゃってSUVとは、悪路走行に特化した本格的なSUVとは異なり、SUV風の外観を持ったモデルのことを表します。今のSUVの多くは、悪路走行に特化したモデルより、舗装された道路の走行を目的としたSUVの方が多く販売されており、乗用車と共通のプラットフォームや4WDシステムを使って開発されており、2WDのSUVも多数販売されています。

悪路向けのSUVは、ボディサイズが大きく重量も重たいため、小回りが利きにくく燃費が悪い車種が多いです。そのため、今では多くのSUVが「なんちゃってSUV」ともいえますが、乗用車系のプラットフォームや4WDシステムを使っていても、最低地上高が高め(200mm前後)の車は「なんちゃってSUV」と言われていません。

まとめ

今回は、SUVの種類や特徴、ジャンル別のおすすめのSUV、SUVに乗るときの注意点や良くある質問などについて解説しました。SUVは日常使いからキャンプなどのアウトレジャー、本格的な悪路走行など幅広い用途で使用可能な車です。

SUVには種類があり、それぞれ特徴が異なり、自分の用途に合うSUVを選ばないと後悔する可能性があります。今回ジャンル別におすすめのSUVを紹介していますので、SUV選びの参考にしていただけると幸いです。

また、人気のSUVですが、SUVに乗るときの注意点もしっかり理解した上で選ぶようにしましょう。

SUVは燃費が悪い車種もあるので、少しでも燃費を良くしたい人はハイブリッド車の購入やタイヤ交換も検討しましょう。低燃費タイヤに交換するだけで燃費の改善が見込めます。好みのSUVを購入し、燃費を少しでも改善しカーライフを楽しみましょう。

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