【2025年最新】タイヤの製造時期はここでわかる!見方と把握が大切な理由を解説
車の点検時、整備士やショップスタッフに「タイヤが古くなってきていますね」「そろそろ製造から5年経つので、タイヤ交換のタイミングですね」などといわれた経験がある人もいるでしょう。整備士やショップのスタッフは、どうやってタイヤの製造時期を把握しているのでしょうか。
今回は、一般のドライバーも知っておいて損はない、タイヤの製造年月の見方を解説します。あわせて、タイヤが作られた時期を知っておくべき理由や、よくある疑問とその答えもまとめました。ぜひ、最後までご覧ください。
▼この記事を最後まで読んでわかること
・タイヤの製造時期が大切な理由
・タイヤの製造時期の見方
・タイヤの寿命サインの見方
・タイヤ流通センターならSUV車のタイヤ交換がお得にできること
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目次
タイヤの製造時期が大切な理由
タイヤが製造された時期を知っておくことは、なぜ重要なのでしょうか。その理由を解説します。
タイヤの素材「ゴム」は劣化する
まず、タイヤの主要な素材であるゴムは劣化するという事実を知っておく必要があります。ゴムの劣化は、タイヤの性能を低下させ、安全走行の懸念を引き起こします。
ゴムが劣化する要因は、おもに4つあります。
要因 | 劣化の仕組み |
---|---|
空気(酸素) | 酸素に触れ続けた部分から、酸化が進み劣化 |
熱 | 太陽光や摩擦熱によってゴム内分子が振動し、分子レベルで断裂 |
紫外線 | 分子レベルでの化学変化と変質 |
オゾン | 強力な酸化作用により、分子鎖の断裂を促進 |
タイヤは、常に直射日光や風雨にさらされる、過酷な環境に置かれているのは、ご存じのとおり。そして、タイヤを使う期間が長くなるほど、劣化要因はゴムに影響を蓄積させます。その結果、ゴムが硬化し、弾力性がなくなる等の劣化を引き起こします。
タイヤが硬化すると、グリップ力が低下して走行の安全性をおびやかします。また、弾力性が失われているため、ちょっとした衝撃でもパンクやバーストを起こしやすくなります。
クラックも起こりやすくなり、品質の面でも心配が尽きません。
メーカーも使用推奨期限を設けている
当然、タイヤメーカーも「ゴムが劣化する」事実を把握しています。劣化したタイヤでの走行を回避するため、多くのタイヤメーカーは以下のように使用推奨期限を設定し、周知に努めています。
<タイヤの使用推奨期限>
- タイヤ使用開始から5年以上経過で、継続使用が可能か点検する
- タイヤ製造から10年以上経過で、新しいタイヤに交換する
5年程度で劣化が懸念されるようになり、10年を超えたタイヤでの走行は非推奨。「いつ作られたタイヤを装着しているのか」を把握しておくことは、劣化したタイヤでの走行を防ぎ、安全にドライブを楽しむために欠かせないのです。
<豆知識>整備の際、タイヤの安全性を確認してもらおう!
車検やタイヤ交換、オイル交換など、タイヤショップや自動車整備工場に車を預けるタイミングがあれば、タイヤの安全性も一緒に確認してもらいましょう。 自動車整備士は、タイヤの製造年月だけでなく、溝の残り具合やゴムの状態などを診るプロです。懸念点があれば指摘し、改善策を提案してくれます。 通いやすい立地のショップや整備工場を「かかりつけ」とし、買い物のついでなどに“ちょっとみてもらう”習慣をつけるのも、おすすめの方法です。 |
タイヤの製造時期の見方
タイヤの製造された時期は、タイヤの側面(サイドウォール)に刻印されています。
タイヤのサイドウォールのホイール寄りの位置に、4桁の数字が刻印されています。それが、タイヤの製造時期を示す刻印です。
4桁の数字は、前半と後半で別の情報を示します。前半の2桁は「製造された週」、後半の2桁は「製造年(西暦下2桁)」です。
タイヤの製造週は、その年の1月1日を含む週を「第1週」とします。1週間ごとに数えていき、前半2桁の数字に当てはまる週が、そのタイヤが製造された週という意味です。
後半の2桁は分かりやすいですね。2025年製造のタイヤなら、「〇〇25」となります。
たとえば、2025年1月20日に製造されたタイヤなら、どのような表記になるでしょうか。下の画像は、2025年1月のカレンダーです。1月1日を含む週を、第1週とカウントすると、1月20日の週は「第4週」となります。
つまり、1月20日に製造されたタイヤには「0425」と刻まれることになります。04=第4週、25=2025年という意味です。
タイヤは年単位で交換するものであり、製造週より製造年(つくられてからの経過年数)の方が、重視されます。
この機会に、愛車が履いているタイヤの製造年をチェックしてみてください。製造から5年以上経過していたら、最寄りのタイヤショップや自動車整備工場で点検を受けることをおすすめします。
製造年月以外にもある、タイヤの寿命を示すサイン
製造から5年経過で点検、10年経ったら交換といわれるタイヤ。ただ、現実的には10年を迎える前に、他の条件で寿命を迎えるケースが多めです。
とりわけ知っておきたいのは、残溝です。タイヤに刻まれた溝は、走行可能な程度が定めらえています。
タイヤ種類 | タイヤ交換の目安 |
---|---|
夏タイヤ | 残溝が1.6mmを下回ったら、使用不可 ※ 残溝1.6mmで露出する「スリップサイン」が目印 |
スタッドレスタイヤ | 新品時から50%摩耗すると、冬用として使用不可 ※ 新品時から50%の摩耗で露出する「プラットホーム」が目印 |
スリップサイン・プラットホームともに、溝の深くにある突起が、周囲の摩耗とともに徐々に表面にあらわれ、規定の残溝に達すると表面に露出する仕組みになっています。
それぞれの位置は、サイドウォールにマークがあります。スリップサインは「△」印、プラットホームは「↑(矢印)」です。マークをトレッド(接地面)にたどった先に、スリップサイン・プラットホームがあります。
タイヤの製造時期をとくに注意したい場面
タイヤの製造時期が、とくに大切な場面は2つあります。該当するケースでは、タイヤの製造時期を、普段以上に注意したほうが良いでしょう。
中古タイヤを購入した
タイヤ価格の高騰に伴い、中古タイヤが人気を集めています。中古タイヤを購入する際は、タイヤの製造年もチェックした方が良いでしょう。
製造から5年以上経過した中古タイヤは、ゴムの劣化が始まっている可能性があります。目に見えた劣化に至らずとも、硬化が進んでいたり、内部に傷等があることも考えられます。
あわせて、中古タイヤのチェックポイントもまとめました。良質なタイヤを見極める参考にしてください。
<中古タイヤのチェックポイント>
|
ネット通販でタイヤを購入した
ネット通販でのタイヤ購入は、配送されるまで現物を確認できません。店頭購入であれば目視できる製造年月の確認が、おろそかになりがちなため、注意が必要です。
また、ネット通販のタイヤは、大半が「注文を受けてからメーカー取り寄せの上、配送」となります。メーカー側は原則的に、製造年月が古いタイヤから出荷するため、製造から数年経過したタイヤが届く可能性もあります。
汎用的ではない特殊タイヤ等はメーカーの出荷サイクルが頻繁ではなく、思っていた以上に古いタイヤが届かないとも言い切れません。
ネット通販の利用では購入前に、いつごろ製造されたタイヤが届くか、問い合わせておくと安心です。
タイヤの製造時期に関するQ&A
タイヤの製造時期に関して、よくある質問をQ&A形式で解説します。
Q. 製造時期が異なるタイヤを組み合わせて使っても大丈夫?
タイヤ4本を同時に交換しても、製造年月が異なる場合はよくあります。メーカーの出荷状況やタイヤショップの在庫によって、異なるタイミングで製造されたタイヤが4本組み合わされる場合は、十分にあるからです。
こうした場合のズレは、ほとんどが誤差といえる範疇におさまります。同じショップで購入したタイヤの製造年が、5年以上異なるケースは稀だからです。適切な環境で保管されたタイヤであれば、1~2年の差は気にしなくて問題ありません。
ただし、「パンクしたため、1本だけ新品に交換した」といった場合は、運転に注意したほうが良いでしょう。タイヤの硬化度が1本だけ異なるため、走行の微妙なバランスが崩れる恐れがあります。
Q. タイヤは製造から何年まで「新品」?
タイヤを新品といえる期間は意外と長く、2~3年ほどあります。
たとえば、BRIDGESTONEは、「適正に保管された新品のタイヤは、製造から3年は同等の性能を保つ」としています。
また、タイヤ専門店「タイヤ流通センター」では、製造が当年度もしくは前年度のタイヤを「新品」として販売しています。
タイヤの素材であるゴムは経年劣化しますが、一方でとても頑強でもあります。1~2年であれば、新品といえる品質を持っていると知っておいてください。
もし、2~3年前に製造されたタイヤがセール対象になっていたら、お得に新品を購入できるチャンスと考えて問題ありません。
タイヤのご相談なら専門店「タイヤ流通センター」へ
「新しいタイヤを、安く買いたい」「愛車に合うタイヤを見つけてほしい」という人には、タイヤ専門店・タイヤ流通センターがおすすめです。
タイヤ流通センターは、専門店ならではの豊富なタイヤラインナップと、わかりやすい3プランの料金体系で、お得なタイヤ交換を実現します。国内外あらゆるタイヤメーカーのタイヤを用意しており、コスパの良さで人気のアジアンタイヤも取り揃えています。
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まとめ
タイヤは、車の走行を文字通り足元で支える、重要なパーツです。タイヤが製造された時期は、タイヤサイドウォールにある4桁数字の刻印でわかります。
タイヤは製造から2~3年は新品同様の性能を持ちますが、5年経過したころから劣化が始まります。走行条件によっては、もっと早く寿命が来る場合もあるため、定期的な点検を忘れないようにしましょう。
また、タイヤはゴムの状態のほか、溝の残り具合も寿命を決める大切な指標です。自身でのチェックが難しければ、タイヤ専門店や整備工場で折々に点検してもらいましょう。
お近くのタイヤ流通センターにも、ぜひ気軽に足を運んでみてください。経験豊富な整備士や、タイヤのことなら何でも知っているスタッフがお待ちしています。
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現在、一級自動車整備士(整備士歴10年)として整備工場に勤務。専門学校卒業後、輸入車ディーラーに整備士として勤務、6年間で3社を経験。その他、「国家二級ガソリン自動車整備士」「国家二級ディーゼル自動車整備士」「アーク溶接」「低圧電気取扱者」の資格を保有。