国内メーカーのスタッドレスタイヤ②
冬のタイヤと言えば「スタッドレスタイヤ」。
これをご存知の方はたくさんいらっしゃると思います。では、そのスタッドレスタイヤ、どんな物があるかはご存知でしょうか?実はどの国内メーカーも商品を複数用意しています。今回のコラムでは、そんな国内メーカーのスタッドレスタイヤについてお伝えしていきたいと思います。
第2回となる今回は、「YOKOHAMA TIRE(ヨコハマタイヤ)」を取り上げていきます。
YOKOHAMA iceGUARD
ヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤと言えば、「冬の怪物、快進撃!」というキャッチが特徴的な「iceGUARD(アイスガード)」シリーズ。そういえば聞いたことがあるかも・・・?という方もいらっしゃるのではないでしょうか。乗用車用だけではなくSUVやバン用も含めると、今シーズンは6モデルをメインに展開しています。
iceGUARDの歴史
iceGUARDの現行ラインナップ
・iceGUARD 6(iG60): アイスガード シックス
⇒ 乗用車用【プレミアム】スタッドレスタイヤ
・iceGUARD 5 PLUS(iG50): アイスガード ファイブ プラス
⇒ 乗用車用【スタンダード】スタッドレスタイヤ
乗用車用の最新モデルとなるのが、2017年に登場したヨコハマタイヤの第6世代スタッドレスタイヤとなるiceGUARD 6(アイスガード シックス)です。同時に、2015年に販売を開始した第5.5世代となるiceGUARD 5 PLUS(アイスガード ファイブ プラス)を普及用スタンダードスタッドレスタイヤとして継続設定しています。冬の路面に対しては、どちらを選んでも満足出来る性能となりますが、最新モデルとなるiceGUARD 6ではウェット性能の向上と、ロードノイズの低減を実現しています。
メーカーサイトでは「体験者の声」として、実際に試乗したお客様の声を紹介しています。結果としても、好意的な意見がその多くを占めている様です。特に氷上性能に対するポジティブな回答は80%を超えており、凍結路面であっても「しっかり止まる」、「しっかり曲がる」という高い評価を受けています。
乗用車用以外のスタッドレスタイヤ
・iceGUARD SUV(G075): アイスガード エスユーブイ
⇒ SUV用【プレミアム】スタッドレスタイヤ
・GEOLANDAR i/T-S(G073): ジオランダー アイティーエス
⇒ SUV用【スタンダード】スタッドレスタイヤ
昨今のSUV人気もあり、ヨコハマタイヤでは他メーカーと同様にSUV専用スタッドレスタイヤを設定しています。最新モデルとなるiceGUARD SUVでは従来モデルと比較して、氷上性能を23%向上させています。これはつまり、氷雪路で23%短い距離で停止出来るということになります。重量があり、背も高いSUVでは非常に助かる性能であると言えます。
iceGUARDではもちろん、バンやライトトラックといった商用車用にもスタッドレスタイヤを設定しています。乗用車用にも用いられるテクノロジーを投入しながら、ビジネスに要求される高い摩耗性能も持ち合わせたスタッドレスタイヤとなっています。
・iceGUARD for VAN(iG91): アイスガード フォーバン
⇒ バン用スタッドレスタイヤ
⇒ ライトトラック用スタッドレスタイヤ
いかがだったでしょうか?
更に詳しく知りたい!という方はこちらからメーカーサイトもご覧になってみて下さい。
それでは次回をお楽しみに!
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現在、一級自動車整備士(整備士歴10年)として整備工場に勤務。専門学校卒業後、輸入車ディーラーに整備士として勤務、6年間で3社を経験。その他、「国家二級ガソリン自動車整備士」「国家二級ディーゼル自動車整備士」「アーク溶接」「低圧電気取扱者」の資格を保有。