安いタイヤにはデメリットがある?価格差の理由や購入の際のポイントを解説
「何とかしてタイヤの費用を安くしたい」と、お考えの方は、同時に「安いタイヤは、様々なデメリットが多く、品質が悪いのでは?」という心配をされる方も少なくありません。そんな方へ、安いタイヤに隠された、価格の理由や、購入の際のポイントをご紹介し、安心して、安いタイヤを購入できる情報をご案内します。今回の情報を把握しておけば、納得いくタイヤ購入に繋がります。
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目次
タイヤには値段の違いがある
タイヤは生産時期、アジアンタイヤ、在庫処分などで価格が変わってきます。ここでは、「なぜ値段に違いがあるのか?」という情報を、ご紹介します。
価格差①輸入タイヤと国産タイヤ
韓国、台湾、中国、インドネシアなどのメーカーが製造しているタイヤのことを一般的にアジアンタイヤと呼んでいます。
アジアンタイヤを筆頭とした激安輸入タイヤと、日本のタイヤメーカーの商品には価格差があります。最も安いタイヤを探すと、中国製、インドネシア製があげられます。
その価格の違いは、国産タイヤの価格の半分以下から4分の1、国産1本分の料金でタイヤが4本揃う破格値の商品もあります。アジアンタイヤが安い理由は、製造における人件費の安さや、
国によってはタイヤの主成分のゴムを輸入せず自国で用意できることにあります。
また、日本企業が使っていたタイヤの窯を購入し、使っている海外メーカーも多いです。
このような理由からタイヤの原価が安く抑えられるため、販売価格を安くできます。
価格差②型落ち・年落ち
同じメーカーのタイヤでも、新作ブランドと旧タイプの型落ちブランドや、作られて間もないタイヤと売れ残って年数経過しているタイヤでは値段が異なります。
製造年月日から数年経過してる旧ブランドの在庫品であれば、定価販売価格より、4割引や半額で買えることもあります。しかし、型遅れは、やはり売れにくく、ゴム製品だけに、販売店で大切に保管されると言っても、経年劣化するから安くなります。
価格差③実店舗価格と通販価格
店舗を構える近所のタイヤショップと、通販サイトのタイヤでは、ほぼ確実に、通販サイトのタイヤの方が安くなります。店舗では、接客や整備のための人件費、電気代や土地代、外壁や看板の修繕など、店舗を運営するうえでの経費、維持費が、タイヤの仕入れ値に上乗せされるため、価格が上がります。
通販タイヤは、仕入れ値に加え、主に輸送費で済むため、販売価格が安くなります。しかし、タイヤは仕入れ数が増えると、それに伴い、価格が安くなります。そのため、大型のタイヤ販売店や、カー用品店では、タイヤの価格が安くできます。
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安いタイヤのデメリット
購入する際、価格が安ければ、当然メリットになり、得をした気持ちになれますが、デメリットは存在しないのでしょうか?ここでは考えられるデメリットを3つご紹介します。
状態が悪いものがある
タイヤ販売店や、ガソリンスタンドで見られるような、屋外展示のタイヤは、太陽光による紫外線や、雨・風・黄砂の影響を受けやすく、タイヤが劣化しやすい状態です。タイヤはゴム製品なので、保管状態が非常に大切なポイントになります。このようなタイヤは、在庫処分が早まる可能性がありますが、品質上、デメリットとなります。
性能や品質の面で国産タイヤより劣る傾向
現在国内で流通している、ほとんどのアジアンタイヤは、安全に走行できる、一定以上の品質を持ち合わせています。しかし、高いタイヤと比べると「乗り心地」「静粛性」「グリップ力」に劣る部分はあります。
一見すると分かりにくいのですが、アジアンタイヤは、細かなところでコストダウンを図っており、タイヤ内部のワイヤー量が少なく、パンクのリスクが上がるもの、再生ゴムを利用したタイヤで、劣化が異常に早いものもあります。
工賃が割高になることがある
通販などで手に入れた、安いタイヤの場合、ホイールへの取り付けや、タイヤの組み換えに困ることがあります。タイヤ販売店や、ディーラーなどに取り付けを依頼する場合、工賃が持込扱いで、割高になったり、お店によっては、他店購入のタイヤは取り扱いを拒否されるケースもあります。
安いタイヤがおすすめの人
ここまで、安いタイヤに考えられるデメリットを話してきました。しかし、様々なリスクがあったとしても、安いタイヤを選択した方が、理にかなっている方もいます。以下に挙げる6つの目的をお考えの方は、安いタイヤを検討してみましょう。
費用を削減したい
「とにかく、タイヤに掛かる費用を安く抑えたい」という方は、ネット通販がおすすめです。ネット通販で安く購入したタイヤを業者に持ち込み、交換してもらいます。但し、タイヤ販売と交換作業を別々のところに依頼した場合、取付工賃が割高になるケースがあります。
タイヤ持ち込み交換をお考えの方は、アップガレージが提供する持ち込み取付サービス「UPPI」がおすすめです。ネット通販やネットオークションで購入されたタイヤを直送いただくことも可能です。以下のサイトよりWeb予約ができますので、お気軽にお試しください。
年間走行距離が多い
年間走行距離が多い方は、タイヤの消耗が、自然と多くなります。タイヤは、5万キロに1回の交換が推奨されていますが、走行距離が多い方は、推奨距離より早く、スリップサインが出てしまいます。
交換の度に高価なタイヤを選択してしまうと、コストがかさむし、ストレスを感じます。また、もったいないからと、高価なタイヤを、溝がなくなっても無理して履き続けることは、本末転倒となります。安いタイヤをこまめに交換することは、制動能力が安定するし、トータルコストも抑えられます。
静粛性や乗り心地にあまりこだわらない
たとえ静粛性や、乗り心地が悪くても、「タイヤ費用を抑える方が優先!」という考えであれば、迷うことなく、安いタイヤを選びましょう。価格が安いタイヤは、どうしても、ロードノイズが多少大きめだったり、個人差はありますが、乗り心地が、「固め」「柔らかめ」のフィーリングが、好みに合わない場合があります。
しかし、価格優先の方は、ブランドや、細かい性能にはこだわらず、安いタイヤを履かせてみるのも良いでしょう。
普通の乗り方しかしない
普段、クルマを使用する場所が「直進が多い道」であったり、「街中しか乗らない方」にとっては、安いタイヤの使用がおすすめです。タイヤの限界性能が不必要なため、安いタイヤを使用しても問題ありません。山道をぐいぐい攻めたり、急発進が少なければ、低コストタイヤや、アジアンタイヤの性能で、十分事足ります。
ホイール径が大きい
ホイール径が大きいタイヤは、価格が高めです。そのため、割り切って低コストタイヤや、アジアンタイヤなどの安いタイヤで、コストを抑えることも適切な判断といえます。最近は、国際レースでも使用される、「ハンコック」「クムホ」「ケンダ」などの、アジアンタイヤメーカーは、品質が良く、国内タイヤメーカーの性能に負けず劣らずで、世界各国で評価を得ています。しかも価格が安く設定されているため、タイヤ費用を安く抑えたい方は、一度、比較検討をおすすめします。
安いタイヤでも恥ずかしくない
タイヤは、外から見て、予算が「かかっている」「かかっていない」が、分かるパーツの一つです。しかし、タイヤに詳しい人が、じっくり眺めないと、分かりません。例え、低コストタイヤを履かせていても、全く恥ずかしさは感じませんし、最近では純正タイヤとして、BMWや、メルセデスベンツにアジアンタイヤメーカーが採用されています。
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安いタイヤを買う際のポイント
ここから安いタイヤを買う際のポイントをご紹介します。以下の内容を参考に、検討してみてください。
年落ちや型落ちのタイヤを買う時期を絞る
サマータイヤは10月辺り、スタッドレスタイヤなら3月辺りのシーズンオフに入るタイミングで、タイヤ販売店の在庫処分などといった、大安売りのタイミングに絞ることは、タイヤを安く、お得に買えるポイントとなります。
通販タイヤを探す
実は、タイヤの通販サイトで購入すると、「ホイール組み付け作業」をサポートしてくれる会社があります。タイヤ購入後は、通販サイトの会社が、全国のガソリンスタンドや、タイヤショップと提携しているため、最寄りの店へ持ち込むと、追加料金がかからず作業してくれます。通販で購入する際は、サイト内の情報を確認しましょう。
アジアンタイヤも検討を
アジアンタイヤの中にも有名なメーカーと、無名のメーカーがあります。「ハンコック」「ネクセン」「クムホ」「ナンカン」「ケンダ」は、世界的に有名なアジアンタイヤブランドになりました。ネットショップのほか、取り扱う種類が豊富な、タイヤ流通センターなどのタイヤ専門店に問い合わせてみることをおすすめします。
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まとめ
現在、タイヤを幅広く選べる、良い時代になりました。数多くのアジアンタイヤメーカーが参入し、世界市場においても企業間の競争が激化したおかげで、私たちは、様々な用途に合わせたタイヤを購入することができます。また、通販サイトが増えたことで、タイヤ流通センターなどの販売店では、わかりやすいお得な料金設定で、タイヤが選べるサービスが増え、ユーザー目線で、さらに安心できる、タイヤ選びが可能になっています。価格が安いタイヤを選ぶポイントは、今回の話でしっかり網羅できるので、納得いくタイヤ選びになれば嬉しいです。
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現在、一級自動車整備士(整備士歴10年)として整備工場に勤務。専門学校卒業後、輸入車ディーラーに整備士として勤務、6年間で3社を経験。その他、「国家二級ガソリン自動車整備士」「国家二級ディーゼル自動車整備士」「アーク溶接」「低圧電気取扱者」の資格を保有。