オートウェイでのタイヤ交換は本当に安い?特徴や工賃、注意点を解説
「オートウェイのタイヤ交換は安い」という評判を見たことがありますか?オートウェイはアジアンタイヤを数多く取り扱うタイヤ通販ショップで、口コミサイトやSNSでも安さが取り上げられています。
一方で、「あまりに安すぎて不安」「ホントに大丈夫かな」と心配になる方も少なくないでしょう。アジアンタイヤに馴染みがなく、購入をためらっているユーザーも多いかもしれません。
この記事ではオートウェイのタイヤ交換について、タイヤ価格の目安や交換工賃、カー用品店やタイヤ専門店との比較、オートウェイを利用する前に知っておきたい注意点などを解説します。
最後まで読み、できるだけタイヤ交換を安く済ませるヒントとしてください。
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目次
オートウェイの特徴
オートウェイは九州に拠点を構えるタイヤ・カー用品店です。タイヤ価格の安さに定評があり、タイヤ交換の費用をできるだけ抑えたい方に支持されています。
はじめにオートウェイの特徴を、5つ解説します。
通販が主体のカー用品店
オートウェイは通販でタイヤを販売しています。「AUTOWAYLOOP」という直営サイトのほか、楽天市場やヤフーショッピングにもオンラインショップがあります。九州に4か所ある直営店舗でも、タイヤの購入・取付が可能です。
輸入タイヤを低価格で販売
オートウェイの人気の秘密は「タイヤの安さ」です。取り扱いタイヤの主力はアジアンタイヤで、大量仕入れと流通コストの削減で低価格を実現しています。ディーラーで提示されたタイヤ価格より、数万円安かった例もあるようです。
12時までの注文で当日発送
オートウェイは、昼12時までに注文を受けた分は当日発送が可能です。全国に5ヶ所ある発送拠点の最寄りから送られるため、多くの地域に1~2日で届きます。パンクなどで急にタイヤが必要になったユーザーには、嬉しいサービスです。
全国3,300箇所のタイヤピットで取付可能
オートウェイで購入したタイヤは、提携するタイヤ取付店「タイヤピット」で交換作業を受け付けています。タイヤはオートウェイからタイヤピットに直送されるため、ユーザーが自分で重いタイヤを持ち込む必要はありません。
支払方法がバリエーション豊富
多彩な支払方法から選べる点も、オートウェイの魅力です。クレジットカードやオンライン決済のポイントもたっぷり貯められます。
◎オートウェイで利用可能な決済手段
- 代金引換
- クレジットカード決済
- 銀行振込(※ 前払い)
- コンビニ決済(※ 前払い)
- Amazon Pay
- 掛売り
- PayPayオンライン決済
オートウェイでのタイヤ交換手順
初めてオートウェイでタイヤ交換をする方に向けて、手順を詳しく解説します。基本的な流れは、「タイヤを購入する/取付店に配送してもらう/指定日に車をタイヤピットに持っていく」の3ステップです。
1. 交換作業を行うタイヤピット店舗を選択
はじめに、タイヤ交換作業をするタイヤピットの店舗を選択します。オートウェイで購入したタイヤをタイヤピットに配送する場合は、送料が無料になります(※)。
個人宅への送付は、1本330円(税込)の送料が発生します。
※ 次の場合は送料がかかります。
- 沖縄県宛て:1本550円(税込)
- 離島宛て:1本1,100円(税込)
2. オートウェイ通販サイトでタイヤを購入
配送先が決まったら、オートウェイで希望のタイヤを選び、購入しましょう。タイヤは「車種」「サイズ」「ブランド」から絞り込めます。車種は車検証を見て、正式な型番・年式を選択してください。サイズはタイヤ側面の刻印を見るとわかります。
3. タイヤピットと作業日を調整・予約
タイヤ購入手続きが完了すると、タイヤピットから作業日程の連絡が入ります。都合の良い日を調整しましょう。タイヤ交換の所要時間は、4本で1時間~1時間半程度です。
4. 予約日にタイヤピットにて交換作業
作業予約日に、車をタイヤピットに持ち込みます。外したタイヤが不要なら処分を依頼しましょう。タイヤ処分料は交換費用とは別に支払います。
タイヤピットはタイヤの保管サービスは行っていません。外したタイヤを次シーズンも使う場合は、持ち帰りましょう。
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オートウェイでのタイヤ交換にかかる費用
安さが評判のオートウェイでのタイヤ交換、実際の予算はどの程度になるでしょうか。オートウェイでのタイヤ交換に必要な費用を解説します。
タイヤ本体費用
タイヤ交換費用でもっとも大きな額を占めるのが、タイヤ本体価格です。オートウェイでは、ディーラーやメジャーなカー用品店よりも安くタイヤを購入できます。
オートウェイと主要カー用品店とのタイヤ価格を比較しました。
調査内容は、ホンダ「フィット」などに使われる16インチのサマータイヤ(185/55R16)の最安値です。
最安のタイヤ価格 | メーカー | |
オートウェイ | 5,300円/1本 (21,200円/4本) |
MAXTREK(中国) |
A社 | 10,450円/1本 (41,800円/4本) |
MAXXIS(米国) |
Y社 | 13,700円/1本 (54,800円/4本) |
YOKOHAMA(日本) |
※ 価格は税込
オートウェイとA社では4本で約2万円、オートウェイとY社とでは約33,000円の差があることがわかります。
送料
オートウェイのタイヤ送料は、提携取付店であるタイヤピットに配送する場合は無料です。ただし沖縄・離島に送る場合は、1本3300~1,100円の送料がかかります。
また個人宅への配送は1本330円の送料が発生します。
交換工賃
タイヤピットでのタイヤ交換作業工賃は、全国一律で次のとおりです。
タイヤサイズ | 1本あたり工賃 | 4本分の工賃 |
15インチ以下 | 1,980円 | 7,920円 |
16~18インチ | 2,420円 | 9,680円 |
19~20インチ | 2,970円 | 11,880円 |
上記の工賃には、「車体からのタイヤ・ホイールの脱着」「タイヤとホイールの組み替え」「バランス調整」の3つの作業が含まれます。
ただし、不要タイヤの廃棄代やバルブ(空気注入口)代は含まれません。別途、タイヤピットに確認しましょう。
タイヤ交換の工賃も、4本分となるとそれなりにかかることがわかります。タイヤ本体価格が安くても交換工賃がかさめば、最終的な支払金額が高額になる場合もあります。タイヤ交換は交換工賃まで含めて見積もりを検討するようにしましょう。
たとえば大手タイヤ専門店である「タイヤ流通センター」でのタイヤ交換工賃は次のとおりです。
タイヤサイズ | 1本あたり工賃 | 4本分の工賃 | タイヤピットとの差 |
15インチ以下 | 1,650円 | 6,600円 | 15インチ以下:1,320円 |
16インチ以下 | 1,980円 | 7,920円 | 1,760円 |
17インチ | 1,980円 | 7,920円 | 1,760円 |
18インチ | 2,310円 | 9,240円 | 2,640円 |
タイヤサイズが小さい軽自動車やコンパクトカーユーザーはとくに、タイヤ流通センターの価格もチェックしてみてください。
オートウェイでタイヤ交換する際の注意点6つ
タイヤ価格の安さが魅力のオートウェイですが、タイヤ交換を依頼する前に確認しておくべき注意点が6つあります。一つひとつを十分理解し、損のないタイヤ交換ができるショップを探しましょう。
① 国内ブランドのタイヤはかなり限られる
オートウェイで取り扱いのあるタイヤブランドは、次の23社です。
タイヤブランド | 国 |
NANKANG(ナンカン) | 台湾 |
DAVANTI(ダヴァンティ) | イギリス |
MOMO(モモタイヤ) | 台湾 |
FINALIST(ファイナリスト) | 台湾 |
COOPER(クーパー) | アメリカ |
HIFLY(ハイフライ) | 中国 |
ZEETEX(ジーテックス) | ドバイ |
RADAR(レーダー) | シンガポール |
MAXTREK(マックストレック) | 中国 |
MINERVA(ミネルバ) | ベルギー |
ARMSTRONG(アームストロング) | アメリカ |
FEDERAL(フェデラル) | 台湾 |
ATR RADIAL(エーティーアールラジアル) | インドネシア |
TRAVELSTAR(トラベルスター) | アメリカ |
NITTO(ニットー) | 日本 |
DUNLOP(ダンロップ) | 日本 |
BRIDGESTONE(ブリヂストン) | 日本 |
GOODYEAR(グッドイヤー) | アメリカ |
FALKEN(ファルケン) | 日本 |
PIRELLI(ピレリ) | イタリア |
YOKOHAMA(ヨコハマ) | 日本 |
MICHELIN(ミシュラン) | フランス |
BFGOODRICH(ビーエフグッドリッチ) | アメリカ |
ただし実際の取扱数は、アジアンタイヤが多めです。ユーザーの中には「日本製タイヤを探したが欲しいものがなかった」という方もいるようです。
タイヤメーカーを指名して購入したいユーザーは、取り扱いがなく残念な結果になるかもしれません。
② 希望のタイヤを取り扱っていない場合がある
製造数が少ない希少タイヤや、インチと扁平率にこだわったタイヤも取り扱っていない場合があります。シーズンによってはスタッドレスタイヤの在庫が限られるケースもあるようです。
タイヤにこだわりがあるユーザーは、タイヤ専門店に相談してみましょう。
③ タイヤによって価格が異なる
オートウェイのタイヤ価格は、タイヤによって異なります。同じブランド・サイズのタイヤでも種類によって価格が異なるため、タイヤに詳しくないユーザーは「どれを選べば良いんだろう?」と迷うかもしれません。
タイヤ専門店の中にはタイヤブランドによってプランに分け、定額で購入できるシステムを採用しているショップもあります。タイヤに関する希望を伝えれば、最適なタイヤをプロが選定してくれる仕組みです。
「メーカーにはこだわらないが、安全で最適なタイヤをプロの目で選んでほしい」という希望がある場合は、タイヤ専門店もチェックすることをおすすめします。
④ 交換作業はオートウェイではなくタイヤピットで行う
オートウェイで購入したタイヤの交換作業は、タイヤピットで行います。タイヤピットは各地域の整備工場や自動車販売店が加盟するポータルサイトで、オートウェイの直営店ではありません。タイヤの取付費用は一律ですが、技術やサービスの提供内容、質などは、各店舗によって異なります。
タイヤは車の安全を、文字通り足元で支える大切な存在です。「タイヤ交換作業も直営店で行ってほしい」という場合は、タイヤ専門店に問い合わせましょう。
⑤ 廃タイヤ処分料・バルブ費用が不明
タイヤピットでのタイヤ交換工賃は、タイヤサイズによって定額です。全国一律料金のため、店舗によって工賃が異なる心配はありません。
ただし交換工賃には、「廃タイヤ処分料」「バルブ交換費用」が含まれない点には注意が必要です。
タイヤは専門のルートで処分しなければならないため、処分にも費用がかかります。一般的に処分費用は、タイヤ交換工賃とともにユーザーに請求されます。1本500円程度が処分料の目安ですが、事前にタイヤピットに問い合わせておくと安心です。
またタイヤに空気を注入するバルブ部分も、消耗品のため交換が必要になる場合があります。バルブの交換費用は数百円~3,000円程度と店舗によって幅があるため、こちらも問い合わせておくと良いでしょう。
⑥ 返品は1本1,100円の手数料がかかる
通販のタイヤ購入でもっとも心配なのは「車種に合った種類やサイズを間違いなく購入できるか」という点です。車に慣れた人でも、サイズを間違えてしまうことは少なくありません。
もしオートウェイで間違ったタイヤを購入してしまった場合、返品には1本1,100円の手数料が必要です。
「返品手数料がもったいない」と感じたら、タイヤ専門店などに買い取ってもらう方法もあります。
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オートウェイでのタイヤ交換が向いているタイプ
ここまで解説してきた内容をふまえ、オートウェイでのタイヤ交換が向いているユーザータイプをまとめました。
次の3項目のすべてにあてはまる方は、オートウェイを試す価値がありそうです。
タイヤのブランドやメーカーにこだわらない
オートウェイは、アジアンタイヤのラインナップが豊富なタイヤショップです。アジアンタイヤは台湾や中国などのタイヤメーカーが製造するタイヤの総称で、コスパの良さから近年人気が高まっています。
オートウェイはアジアンタイヤの中でも国際規格を通過したタイヤだけを輸入しており、さらに賠償責任補償にも加入しています。「国産タイヤを探している」「タイヤは絶対ブリヂストンがいい」といったこだわりがなければ、オートウェイを試してみても良いでしょう。
もしタイヤメーカーや種類にこだわりたい場合は、割安な定額制でタイヤを購入できるタイヤ流通センターをご検討ください。
タイヤ交換はできるだけ安く済ませたい
オートウェイはタイヤ価格の安さに定評があります。軽自動車用14インチのタイヤの中には、2,000円台で買えるものもあるほどです。タイヤ交換にかかる費用のうち、8割以上を占めるタイヤ本体価格を抑えられるオートウェイは、「できるだけ安くタイヤ交換を済ませたい」という方に向いています。
ただしオートウェイで購入したタイヤは、タイヤピットでの交換が前提となります。タイヤピットの交換工賃はタイヤ専門店での交換より割高になる場合があるため、事前にタイヤ交換費用を「総額で」比較することが大切です。
とにかくすぐにタイヤが欲しい
オートウェイは配送スピードの速さも評判です。昼までの注文分は当日中に発送となるため、注文翌日に届くこともあります。パンクや車検の都合などがあり、できるだけすぐにタイヤを届けてほしい方にピッタリでしょう。
ただしタイヤが届いても、すぐに交換作業ができるとは限りません。タイヤ交換は、作業を行うタイヤピットとの日程調整が必要だからです。
タイヤの摩耗やシーズンごとの履き替えなど、タイヤ交換の予定に余裕がある場合は、オートウェイとタイヤ専門店とで相見積もりをとることをおすすめします。タイヤ流通センターなら、簡単4クリックでその場ですぐに見積もり可能です。
「タイヤを安く買いたい」「プロに目利きしてほしい」ならタイヤ流通センターへ
オートウェイは安さと速さが評判のタイヤ通販ショップです。アジアンタイヤを中心に、大量輸入と流通コストカットにより破格でタイヤを販売しています。
しかし購入するタイヤを自分で選ばなければならず、購入とは別の日にタイヤピットで取付作業をしてもらう必要があるなど、ユーザー側の手間がかかるのも否めません。
できるだけ安く、しかも手軽にタイヤ交換を済ませたい方は、タイヤ流通センターをお試しください。タイヤ流通センターは、買う方にとってわかりやすい3プランの定額制でタイヤをご用意しています。
ユーザーは車種とタイヤサイズを伝えるだけで、車に最適なタイヤをプロが選定します。ブリヂストンやヨコハマンタイヤなどの国産メーカーも、格安で購入できます。
交換作業も店舗併設の工場で、専門の整備士が行うため安心です。タイヤが値上がりしている今だからこそ、お店選びは重要です。お得なタイヤ交換のためにも、ぜひ一度簡単見積もりをお試しください。
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まとめ
タイヤ交換は、車検・税金と並んで「車の維持費は高い」といわれる要因です。車種によっては1回のタイヤ交換で10万円かかるケースも珍しくないため、「できるだけ安く済ませたい」と考えるのは当然だといえます。
一方でタイヤは車の安全走行を、文字通り足元で支える大切なパーツです。安さだけに注目するのではなく、交換作業の品質やサービスを総合的に比較し、最適なショップを選びましょう。オートウェイは安く・速くタイヤを購入したいユーザーに向いたタイヤ通販ショップで、タイヤ流通センターは格安・手軽なタイヤ交換をしたいユーザーに向いているタイヤ専門店です。
タイヤ交換の前にそれぞれの費用やサービス内容を比べ、希望通りのタイヤ交換ができるショップを見つけてください。
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現在、一級自動車整備士(整備士歴10年)として整備工場に勤務。専門学校卒業後、輸入車ディーラーに整備士として勤務、6年間で3社を経験。その他、「国家二級ガソリン自動車整備士」「国家二級ディーゼル自動車整備士」「アーク溶接」「低圧電気取扱者」の資格を保有。