【2024年最新】オールシーズンタイヤのメーカー比較!おすすめブランドの性能や価格を解説

降雪の少ないエリアに住んでいて、スタッドレスタイヤを買うほどではないものの、いざというときにも備えておきたいという人に注目されているオールシーズンタイヤ。しかし、オールシーズンタイヤを購入しようと思っても、いろいろなメーカーがあって、どのオールシーズンタイヤを選べばいいか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか?

そこで、今回は、オールシーズンタイヤのコスパや性能を夏タイヤやスタッドレスタイヤとの比較し、さらにおすすめメーカー4社のオールシーズンタイヤについて詳しく解説していきます。オールシーズン選びでお悩みなら、ぜひ参考にご一読ください。

▼この記事を最後まで読んでわかること
・オールシーズンタイヤとは何か
・オールシーズンタイヤにおすすめのメーカー
・オールシーズンタイヤの見積もりを依頼する方法
タイヤ流通センターならお得にタイヤ交換できること

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オールシーズンタイヤとは?


オールシーズンタイヤは、冬用のスタッドレスタイヤと夏タイヤの性能をあわせ持っているのが特徴です。冬の雪がちらついている道路から、夏の熱くなった路面や雨天でも安全に走れます。

ただし、路面が凍結している道路や、雪が圧縮されている道路は走ることができず、雪道の性能はスタッドレスタイヤに比べ劣ります。また、乾いた路面の走行においても、ノーマルタイヤほど、転がり性能や燃費が良くありません。

そのため、降雪が多いエリアを走行する機会が多い場合は、オールシーズンタイヤよりもスタッドレスタイヤのほうが適しています。

オールシーズンタイヤは、雪が1年に1~2回程度しか降らない都市部に住んでいて、降雪にも一応備えておきたいという人に最適です。ヨーロッパなどでは一般的に利用されており、近年は日本でも「タイヤ交換の手間がかからない」「コスパが良い」といった理由で注目されています。

オールシーズンタイヤのコスパは?

オールシーズンタイヤの価格は、ノーマルタイヤやスタッドレスタイヤの価格と比べ少し高くなります。

しかし、シーズンごとにタイヤ交換が必要となるノーマルタイヤやスタッドレスタイヤに対して、オールシーズンタイヤは年間を通してタイヤ交換の必要がありません。そのため、オールシーズンタイヤは、ほかの2種類のタイヤと比べ、コスパに優れているといえます。

オールシーズンタイヤの性能は?

雪の少ない道路や、シャーベット状の雪が積もった道路では、オールシーズンタイヤもスタッドレスタイヤとの性能差を感じることなく走れます。しかし、雪が多く降り積もった道や凍結した道路では、夏タイヤ同様、スリップしてしまい走行できないため注意が必要です。

また、タイヤの素材も、スタッドレスタイヤほど柔らかくなく、夏タイヤほど硬くないゴムを使用しているため、乾いている路面の燃費性能もノーマルタイヤに比べ、若干劣ります。

しかし、トレッドパターンなどで排水性を高めているので、雨天でもスリップすることなく安全に走行できるうえ、「スノーフレークマーク」の表示があるオールシーズンタイヤなら「冬タイヤ規制」の高速道路でも走行可能です。

オールシーズンタイヤの交換時期は?

オールシーズンタイヤは、夏タイヤと同程度の耐摩耗性があり、製造年月日から3~4年が交換時期と言われています。対して、スタッドレスタイヤの交換目安は製造年月日から約3年です。

なぜなら、オールシーズンタイヤはスタッドレスタイヤに比べ硬いゴムを原料にしているため、劣化しにくいのがその理由です。

とはいえ、溝がすり減ってスリップサインが見えたり、タイヤにヒビや傷ができたりした場合には、タイヤ交換が必要となりますので、こまめにタイヤの状態をチェックするようにしましょう。

オールシーズンタイヤとは?雪道の走行性やコスパなど徹底調査!

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オールシーズンタイヤはスノーフレークマーク付きがおすすめ


オールシーズンタイヤを選ぶときには、タイヤのサイドウォールに「スノーフレークマーク」が刻印されているかを確認することが大切です。スノーフレークマークは、寒冷地の厳しい環境下でもタイヤのパフォーマンスを発揮することをATSM(米国試験材料協会)規格により認められているタイヤに付けられています。

雪の路面でグリップ性能のテストを行っていますので、急に雪が降りだしたときでも安心です。また、スノーフレークマーク付きのタイヤは、高速道路で「冬タイヤ規制」がかかっている区間でも、チェーンなしで走行可能です。

おすすめメーカー4社のオールシーズンタイヤを検証


それでは、いよいよオールシーズンタイヤのおすすめメーカー4社を紹介していきましょう。オールシーズンタイヤでおすすめなのは、「KENDA」「GOODYEAR」「NEXEN TIRE」「DUNLOP」の4社です。

それぞれ、オールシーズンタイヤの特徴や性能、価格についても詳しく解説いたします。

KENDA


「KENDA」は、台湾に本社を構え、急成長しているタイヤメーカーです。1962年に創業し、2012年には創業50周年を迎えました。

オールシーズンタイヤが人気の北米やヨーロッパにも進出し、150か国以上で販売されています。高い性能を発揮するタイヤを、オンロードでもオフロードでも創り続けているメーカーです。

現在は、台湾、中国、ベトナムに全部で7つの工場を展開。品質の高さはもちろん、価格にも優れたタイヤを多く製造しています。

KENDAのオールシーズンタイヤ「KR202KENETICA 4S」とは?

KENDAのオールシーズンタイヤは、冬でもパフォーマンスの落ちない走行性能を実現する、トレッドパターンと3Dサイプを採用。スノーフレークマークを取得しており、氷上でも安心して走行できます。雪上での優れたグリップ性能と制動距離の短さには定評があります。KR202は濡れた路面も乾いた路面でも、安定したハンドリングが可能です。

オールシーズンコンパウンドを採用しており、1年中、季節を問わず高い性能を発揮します。最先端の技術によって作られているタイヤは、世界からも認められている高い性能です。

タイヤサイズは14~18インチをラインナップ。国産タイヤと比べ、2割から5割程度が相場となっています。KENDAが安い理由は、無駄なコストをかけずに商品の開発に力を入れているためです。安価で購入でき、質も評価されているコスパの良さが魅力です。

GOODYEAR


「GOODYEAR」は、1898年にアメリカのオハイオ州で創業した120年以上の歴史を持つ老舗のタイヤメーカーです。羽があるスニーカーのトレードマークをご存知の方も多いのでは?

世界22か国に48もの施設でタイヤを製造しています。また、アメリカ・ドイツ・中国には開発センターがあり、5つあるテストコースで、タイヤ開発のためのさまざまな実験を行っています。

また、全世界におけるタイヤ販売本数が年間1億5千万とも言われており、世界でも有名なタイヤメーカーのひとつです。

GOODYEARのオールシーズンタイヤ「Vector 4Seasons Hybrid」とは?

真夏のドライ路面や雨に濡れたウェットな路面にくわえ、冬の雪道も走れます。冬用タイヤに認められた「スノーフレークマーク」の刻印と、悪路にも対応していることを意味する「M+S(マッドアンドスノーマーク)も刻印されています。さらに、冬用タイヤということを識別しやすい「スノーマーク」もあり、一目で冬用タイヤと分かります。

トレッド面には細かい溝が刻まれており、路面へのグリップ力を高めています。また、原料には「オールウェザーシリカコンパウンド」を採用し、排水性に優れた「Vシェイプドトレッド」により、ウェットな路面でも優れた走行性能を発揮できるオールシーズンタイヤと言えます。

タイヤサイズは13~18インチと多彩。14インチが7000円前後、18インチで2万円前後となっています

NEXEN TIRE


NEXEN TIREは、1942年創業の歴史を持つ韓国のタイヤメーカー。20か国に35の拠点を持つワールドワイドなメーカーです。フルオートメーション化された工場で、高品質のタイヤを生産しています。

17社の自動車メーカーが新車装着タイヤに採用し、あのポルシェにも承認されタイヤを供給している、世界に認められたグローバルブランドです。さまざまなタイヤを製造しており、J.D.POWER 2016年タイヤ満足度ランキングでは第4位にランクイン。ユーザー満足度の高さでも注目のタイヤメーカーです。

NEXEN TIREのオールシーズンタイヤ「N BLUE 4 SEASON」とは?

NEXEN TIREのオールシーズンタイヤ「N BLUE 4 SEASON」は、パターンデザインに排水性能をアップするディレクショなるパターンや、雪道や乾いた路面でグリップしやすい3Dサイプなどを採用し、あらゆる天候下においても優れたパフォーマンスを発揮します。

ヨーロッパにおける自動車連盟や自動車メディアで行われたテストでも、ウインター性能が高い評価を獲得。「M+S(マッドアンドスノーマーク)」に加え、ヨーロッパの規格認定機関である「ASTM」にも雪道での安全性を認証され、「スノーフレークマーク」が刻印されています。また、静音性やウェット性能では、ノーマルタイヤに劣らないテスト結果でした。

「N BLUE 4 SEASON」には、13インチから18インチまで、幅広いラインナップがあります。タイヤ相場は、13インチで4本3万円程度、18インチ4本では8万円程度が目安です。

DUNLOP


「DUNLOP」は、住友ゴム工業のタイヤブランド。1913年から国産タイヤの製造を開始した日本だけでなく世界においてもタイヤ技術の先駆者といえるブランドです。スーパーコンピューターを使用したシミュレーションによる製品開発を行い、高い安全性を実現しています。

また、低燃費タイヤや、石油や石炭などの石油資源を一切使用しないタイヤも世界で初めて開発。低燃費タイヤの売り上げの一部でタイやインドネシアにマングローブを植樹するなど、環境保護の活動もしています。

岡山・名寄・旭川にテストコースを持ち、過酷な環境下でのテストを繰り返し、安全にこだわったタイヤの開発を行っています。

DUNLOPのオールシーズンタイヤ「ALL SEASON MAXX AS1」とは?

「ALL SEASON MAXX AS1」のために新しく開発されたコンパウンドを使用し、ノーマルタイヤよりも長い寿命と、低温でも硬くなりにくい柔軟性を両立しています。そのため、雪上でのブレーキ性能、静音性、グリップ性能のほか、さらに長寿命も実現したコスパの高さが特徴です。

トレッドパターンには、V字型の深溝構造を採用し排水性を高めることで、濡れた路面の水膜を素早く排水し、同社の夏タイヤと比べても高いウェット性能を発揮しています。高いパフォーマンスをオールシーズン発揮し長寿命で安心です。「スノーフレークマーク」の刻印もあり、雪道での使用期限の目安となるプラットフォームも搭載しています。

「ALL SEASON MAXX AS1」は、13インチから20インチまでをラインナップ。相場は、1本14インチで7千円程度、18インチでは1本20000万円程度となっています。

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オールシーズンタイヤの価格を見積もる方法は?


タイヤ流通センターでは、オールシーズンタイヤの見積もりがカンタン!スマホやPCから、クルマのメーカーと車種、ホイールサイズを選ぶだけのシンプルなステップで、その場で見積もりができます。価格が一発で分かるから安心です。

見積もりが済んだら、そのまま取り付け予約もできて、あっという間にオールシーズンタイヤへの交換予約ができちゃいます。タイヤ代や工賃、廃タイヤ処分料などの明細も見られるから、「オールシーズンタイヤにしたいけど、いくらかかるか分からなくて不安…」という心配もありませんよ。

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監修者:こげパン
現在、一級自動車整備士(整備士歴10年)として整備工場に勤務。専門学校卒業後、輸入車ディーラーに整備士として勤務、6年間で3社を経験。その他、「国家二級ガソリン自動車整備士」「国家二級ディーゼル自動車整備士」「アーク溶接」「低圧電気取扱者」の資格を保有。

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